こんにちは、ぱるかです^^

子犬が産まれたばかりのときは、目が見えないだけでなく、耳の穴も開いてないって、知っていますか? 大型犬の赤ちゃんも、もちろん同じです。

今回は、子犬が産まれ、我が家にやってくるまで、どんな風に成長しているのかUPします。

子犬の誕生から25日ころまで

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犬の妊娠期間は約62日です。

馬や牛羊などは生まれて1時間もすれば立ちあがります。でも犬は、目も開いてなく、耳の穴も開いていないとても未熟な状態でこの世に出てきます。

犬が生まれてから約2週間を「新生児期」といいます。

生まれてすぐに「ミーミィー」と産声をあげ、母犬の体温を頼りにはい、母犬の乳首に吸い付きます。上手に母のお乳のところにいけない赤ちゃん犬は、人間が助けてあげなくてはいけない子もいます。

赤ちゃん犬は、おしっこやウンチを自分で排泄することができません。
母犬は、赤ちゃん犬の肛門を舐め刺激をあたえ、排泄するように促します。

10日から2週間ほどすると、子犬は目があき、耳にも穴があき、聞こえるようになるまでには3週間ほどかかります。そして、生後20日頃から乳歯が生えはじめます。

子犬の生後25日から2ヶ月

生後4週間ほどたつと、兄弟の子犬同士で咬み合って遊ぶようになります。動きが活発になり、目もしっかり見えるようになり、自己主張も出てきます。

兄弟同士、上になり下になり噛み合ったりして遊ぶようになります。強い力で噛めば「キャン」と鳴き、噛んだ子犬は噛むのをやめます。この遊びの中で、噛むことへの力加減や、遊びの手加減を覚えていきます。

生後60日もたつと乳歯も完成し、離乳が始まります。

この時期、母犬は子犬を離乳させるために、乳首にじゃれついたりすると、母犬は叱ります。叱っても効かない子には勢いよく噛みます・・・勢いよくガブリと噛みます。

これは、当て噛みをしているだけなので、口を開けたまま歯をあてるだけで、ケガをさせるようなことはしません。

兄弟犬と遊ぶことで子犬は自然と社会性を得て、母犬に叱られることが最初のしつけです。

子犬の生後2カ月から3カ月

現在、ペットショップには生後45日から陳列されている子たちがいます。まだまだ甘えたい時期なのに、母親や兄弟犬とも離されてしまっているのです。

子犬から犬を飼いたいとしたら、生後2カ月から3カ月、この時期に子犬を迎えることが多くなります。

子犬は夜になると寂しくてクンクン鳴いたりもします。そんなときは優しい言葉をかけ、優しくなでてあげて下さい。

子犬を安心させてあげられるのは、飼い主さんだけです。

子犬のベッドごと寝室に運び、声をかけ撫でてあげている間に寝てしまいます。

この時期はおしっこも2時間か3時間おきなので夜中もトイレに連れて行って上げる必要があります。排泄の感覚は成長するに従い長くなります。

子犬のトイレのタイミング はこちらです。

そして、子犬を社会化させる時期でもあります。

子犬は、”まずは、これから一生暮らすことになるお家の中を探索!” します。そのあと、家の周りの環境などに慣れさせてあげましょう。

子犬の社会化については こちらです。

また、生後2ヶ月くらいから、不安や恐怖といった感情がでてくるので、この時期きつく叱ることは絶対にしないようにします。きつく叱ると子犬の脳の成長に悪い影響を与えてしまうので気を付けます。

子犬を迎えたら・・・注意したい3つのこと はこちらです。

●今回のまとめ

犬は目も耳の穴も開いていない状態で生まれてくる。生後4週ほどで兄弟の子犬同士で噛みあったりしながら、噛む力加減を覚え、そのころになると自我が芽生えてくる。

生後2ヶ月くらいから、不安や恐怖といった感情がでてくるので、この時期は脳の成長のためにも、決してきつく叱ったりしないことが重要。



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