こんにちは、ぱるかです^^

今回は『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』の中に出てくる、主従関係についてUPします。

森田誠の犬しつけ法は、最終的に「人の愛情に喜んで従いたい」という心理を育むことです。

従う…というのは主従関係のことですが、この 主従関係…と言う言葉に抵抗を持たれる方もいるのではないかと思ったので、どういうことか私なりに書いてみます。

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『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』の主従関係とは

 犬との関係を、信頼関係と服従性に育てるのが、私のしつけ方です。

と森田さんはマニュアル(冊子テキスト)の中で言っています。

服従性というと、何だか上下関係で人が命令して言うことを聞かせる…そんなイメージを受けてしまう方もいると思います。事実、私もそうでした。

でも、森田さんの犬のしつけ法には、「命令」する必要がないとも書いてあります。

しつけをするということは、「犬たちに 『自由という権利』 を与えることなのです」とも書いてあります。

このしつけ方法を知った時、

「服従性」…と言うことは、主従関係ということ?
それは命令するっていうことではないの?
自由はなくなってしまわないの?

・・・と、理解ができない部分がありました。

森田誠の犬しつけ法でいう主従関係は、母犬が子犬に教えるしつけ

動物研究家のムツゴロウさん(畑正憲氏)の著書には、

母犬は離乳期になると子犬を群れの中に入る準備として、社会性を身につけさせる過程で、強い者に従わなくてはいけないということをしつける

ということが書かれています。

また、

仔犬にとって、この広い世界の中には母犬しか頼れるものはありません。

その大きな太陽みたいな存在の母犬から叱られるのです。

生きて行く上で、さまざまな行動を制限されること…これを学んでいくことが大切であり、それは親によって与えられるのです。

とあります。

子犬は母犬に絶対服従です。この関係はどう考えても、愛情のない服従のさせ方ではなく愛があふれています。

森田さんが飼い主さんと犬の関係を「信頼関係と服従性」と言うのは、飼い主さんが母犬のような存在になる、ということだと私は理解しました。その理由は・・・下記をご覧ください。

森田誠の犬しつけ法は、単なる主従関係ではない、愛情あふれる親子のような関係

現在、ペットショップに並ぶ犬たちは、生まれてから自然に離乳するのを待たず、生後2カ月になる前から売られるケースが多いため、早い時期に母犬から離されてしまいます。

一番大切な時期に母犬から離されてしまった子犬は、精神的に自立もしてなければ、生きて行くための主従関係もしつけされていないことになります。

森田誠の犬しつけ法では、この部分を見逃さず、母親のような大きな愛で受け止めながら、リーダーシップをとる接し方をしていたのです。人の社会でやってはいけないことを教え、愛情で受け止める。

やってはいけないことをストレスが残らない形で覚えた犬は、従順な心が育まれます。人間の子でも同じだと思います。

これがスパルタ式の犬しつけと大きく違う点です。

犬は運命を受け入れる本能を持っていると言います。
森田誠の犬しつけ法で、犬は愛情に包まれます。

犬は飼い主さんを頼って甘えていい存在だと理解して行くのではないかと思いました。犬が飼い主さんに従うことも甘えることも、すべてが自然体なんだと。

そのため、他のしつけ法で築ける信頼関係よりも、質の高い信頼関係を築くことができるのだと思いました。

命令しなくてもよい・・・でも服従性が育まれているということの秘密は、そこにありました。

本日のまとめ

『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』の主従関係とは、命令や力・恐怖による支配からその関係ができるのではない。

母犬と子犬のような関係であり、質の高い信頼関係が築けることから、犬が自然と飼い主さんを頼りにして従うようになる質の高い主従関係が築けるということ。

これがスパルタ式でしつけをする方法との大きな違いです。

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