こんにちは、ぱるかです。

今回は、なぜ私が具体的に飼いやすい犬種名をあげないのか…について書きます。

このブログの人気記事ベスト3の中に中型犬と大型犬、以外と室内で飼いやすい理由~犬種の選び方が入っています。

中型犬や大型犬を飼いたいと考えている方が、訪れてくれているのだと思います。でも、この記事の中で特定の犬種はあげていません。

具体的な犬種情報を知りたいと思っている方には、情報量が足りないよ…と思われる方もいるかもしれません。

期待はずれだったらごめんなさいね…

ぱるかが、具体的におすすめの犬種をブログにUPしない理由

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現在、世界中の犬種をあげると700種を超えるといわれています。

どの犬種もそれぞれ魅力的で、小型犬から超大型犬までそれぞれ魅力があり、できるなら、たくさんの種類の犬たちと暮らしてみたいなぁといつも思っています。

もちろん、個人的に特に好きな容姿の犬種も、得意な能力別にみたときにも一緒に暮らしてみたいと思っている犬種もいます。

でもね、それぞれの飼い主さんの生活環境が違うことを考えると、この「犬種がおすすめです!」と簡単には言えないといつも思うんです。

そして、世界にいる700以上もの犬種たちのほとんどは人間が手を加え改良されてきた犬たちです。

その犬たちは、自然に交配して淘汰された動物たちとは大きく違い、遺伝子的に疾患を持つようになっていたり、かかりやすい病気があったり、犬種ごとにそれぞれ様々な問題が出てくることがあるからです。

どんなに性格が穏やかで飼いやすいしつけやすい犬だとしても、先天性の病気やかかりやすい病気をもっていれば、飼い主さんには別な意味で負担がかかります。

家族として一緒に暮らしている愛犬が病気になれば、飼い主さんの金銭的にも精神的にも負担は大変なものです。

このブログでは、犬のしつけDVDを紹介しています。

その特典として「愛犬の健康ブック」というレポートを作りました。

そのときに、いろんな犬種それぞれがかかりやすい病気も調べまとめました。

1例をあげれば、中型犬~大型犬の中で、飼いやすい犬種として人気のラブラドールレトリーバーなどは、かかりやすい疾患がすごく多いのです。

ほかの犬種も同様です。性格が穏やかでマンションなどの集合住宅などでも飼いやすいと言われている、ブルドッグなどもかかりやすい疾患の多い犬種です。

犬種の特徴とかかりやすい疾患も考えて選ぶ

犬を一度家に迎えれば、かけがえのない家族となります。

人間も含め犬だって、将来のリスクを全部先に知ることは不可能です。でも、いろいろ調べて知識と覚悟を持ったうえで飼い始めれば、かかりやすい病気も予防できることもあると思うんです。

なかなか将来のかかりやすい疾患のことまで考えることはできないと思うけれど、犬を飼うなら、そのことも頭の片隅に置いてほしいなぁなんて思うんです・・・

小型犬なら、簡単に抱き上げられるので動物病院へ連れて行くことも簡単にできます。でも、中型犬や大型犬が動けなくなってしまったら、動物病院へ連れて行くことだけを考えても大変な作業です。

犬と一緒に暮らすことは本当に幸せなことなので、多くの方とその幸せを共有したいです。

それだけに、簡単に「この犬種がいいよ!」と安易に言ってはいけない気がしています。

●今回のまとめ

人間が改良してきたため自然淘汰されてきた動物と違い、犬種ごとに遺伝子的にかかりやすい疾患もある。

犬と暮すということは、しつけだけでなく健康面も飼い主さんが守ってあげなくてはならないので、犬種選びでその犬種の特性、健康面(かかりやすい疾患)なども考慮して考える。

どうか・・・どの犬種がいいか迷っているなら、できるだけ多くの情報を集めて決めてほしいと願います。


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