こんにちは、ぱるかです^^

今回は、動物研究家の畑正憲氏(ムツゴロウさん)の著書にあった、

『犬の噛みつきの法則』

『犬の噛みつき行動は3パターン』

についてUPします。問題行動の解決のヒントになりますよ!

犬の噛みつきの法則とは・・・噛み癖がエスカレートする

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ムツゴロウさんよると、犬が噛みつくという行動を始めるのは、法則があるとのことです。

子供 ⇒ 母親(または女性) ⇒ 飼い主(男性)

と順を追うそうです。

何かのきっかで子供を噛みはじめると、どんどんエスカレートしていってしまうということです。

噛みつき行動を始めてしまった犬は、すでに精神にヒズミがあり、非社会的な行動を起こすようになっています。
犬の心の問題なので簡単に直すことはできません。
ですが対処は早ければ早い方が良いです。

ひどい噛み犬になる前に、できるだけ最初の「子供を噛む」という行動を起こしたときに対処することがポイントになります。

犬の噛みつき行動は3パターン 人間にとって危険なのは…

犬が噛みつく攻撃をしてくるときは、3つのパターンあります。

「ソーシャルアグレッション」⇒社会的攻撃

「エネミーアグレッション」⇒クマなど外敵が来た時に戦う攻撃

「プレデターアグレッション」⇒捕食のための攻撃

人にとって一番危険なのは、ソーシャルアグレッション=【社会的攻撃】です。

何か心にあるひずみが、社会的攻撃として出てしまうのです。
社会的攻撃のとき、犬は噛む時に歯をかみ合わせません。
口を開けたまま犬歯をぶつけてくるんです。

でも噛み跡が残ったり、血がにじんだりします。

犬の動きは早く強いので、噛み合せてなくても跡が付いたり血がにじんだりしてしまうのです。
ときには勢い余って、犬歯が刺さった跡が残ることがあります。

この時に犬と暮らした経験が少ないと、“本気噛みした” と感じてしまう。

もしも本気で噛んでいたら、人間の手なんてかんたんに噛み裂かれてしまいます。
だからこれは本気噛みではないってこと。

犬の成長期、厳しくされすぎたりすることで、精神にひずみが出て社会的攻撃をするようになってしまった。そう考えると、愛犬が噛んでくることがあったら、それは警告なんですね。

ではどうやって、社会的攻撃の噛みつき行動を直すか・・・

言葉を話せない愛犬のことを、まずは噛むことも含めてすべて受け止めてあげることが、解決への糸口となります。

飼い主と愛犬は親子と同じ

だとムツゴロウさんは言ってます。

たっぷりの愛情でつつみ、感情を満たしてあげることが大切です。
・・・つまりたっぷりの愛情をそそぎ、愛犬の心を安心させてあげること。

5分で直せる・・・という訳にはいかないけれど、絶対に良い方向へ進みます。

 

●今回のまとめ

人間と同じような感情を持つ犬たちが、噛みつくという攻撃行動に出るには心にひずみをかかえているからです。

その噛みつき行動にも法則があるので、愛犬をよく観察して、早め早めの対処をしていくくことが大切です。

人間だって、自分を理解してもらえるのは嬉しいもの…それは犬も同じです。愛犬の行動すべてを受け入れ、はぐれてしまった心に愛情をたくさんそそぐことから始めてあげるといいと思います。



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