こんにちは、ぱるかです^^
愛犬をいい子に育てたくて、しつけ本を買って勉強したり、ネット上で情報を探したりして、一生懸命がんばっているのに、なかなか思うようにいかなくて悩んでいませんか?
今回は育犬ノイローゼ!?を回避する方法についてです。
目次
がんばりすぎて、育犬ノイローゼになっていないですか?
真剣にとりくんでいるから、ノイローゼになりそうと悩んでしまうんのだと思います。
子犬を迎えて、1歳になるころまでは、トイレのしつけをはじめとして結構大変です。子犬はやんちゃだし、なんでもかじりたがりますし、よく寝てよく動きます。
また、よくしつけは子犬のうちにしないと犬が覚えられない…とか聞くことがありますね。私は、これは “ホント であり ウソ” であると感じます。
ホントと言う意味は、子犬のうちに必要なことをしてあげることです。
まずは、「ダメ!」という、犬が何かイケナイことをしそうになったら、「ダメ!」を教えます。怒るのではなく「ダメ!」「ノー!」しっかりとした口調で伝えることです。
「三つ子の魂百まで」と言いますが、犬も同じです。
メリハリをつけ、たっぷり遊んであげる、たっぷり睡眠をとらせてあげる、愛情でつつんであげる、抱きしめてあげる、暮らす環境におびえさせないことです。
家族と楽しく暮らすことを優先させてます。
そのように接していると、心が豊かになり、素直な子にそだちます。
♠ 注意…よくしつけ本にある、「無視」は一番いけない方法です。無視されたら、犬は心の壁を飼い主に対して作ってしまいます。
盲導犬は、子犬の頃、英才教育されていない!
その最たる例としては、盲導犬があげられます。
将来、盲導犬になるかもしれない犬も、パピーウォーカーの元、教えてもらうのは、トイレトレーニング、オスワリ、フセ、マテ、離せ、くらいです。
盲導犬として活躍するラブラドール・レトリーバーという犬種は、子犬のころ非常に活発で、やんちゃんです…それでもです。
1歳になって盲導犬の訓練に入るまでは、一緒に遊び、抱きしめ、話しかけて、家族と暮らす楽しさなどを教えてもらうだけで、決して英才教育なんてされていないんです。
多くの人間と出会うこと、人間が大好きで、暮らす環境に怯えない犬になるよう育てられます。
逆にこの時期に、厳しくされすぎると、警戒心や防衛本能が強くなり、噛みついたりするようになってしまいます。
1歳までの子犬のうちにしつけしないと覚えない・・・のウソ
しつけと言ってもいろいろありますね。
- トイレトレーンング
- オスワリ、フセ、マテ
- 家の中では暴れさせない。
- 甘噛みをさせない。
- 散歩は横について歩かせる。
- 無駄吠えをさせない
- 家具など噛ませない
- 破壊行動をさせない・・・
このうち、トイレトレーニングは家に子犬がきたらすぐに始めます。
動物研究家の畑正憲氏の著書には、オスワリ、フセ、マテは、生後80日から100日ほどしてから、少しづつ教えていくのが良いとあります。
犬の集中力は長くないので、一度のしつけは10分から15分くらいがよいです。
それを1日に3回とか4回。
一度に長い時間しつけをするのは、犬にとって嫌なことになってしまうので、短い時間で行うことがポイントです。
では・・・どうする?
♣ 家の中では暴れさせない・・・ということに関しては、犬の動きたいニーズを満たしてあげてないことから、家の中で暴れてしまいます。
毎日、お散歩や公園で遊ぶことで動きたい気持ちは満たされ、暴れなくなります。
♣ 無駄吠えをさせない・・・これも、何かストレスがあって吠えています。
子犬のうちは、とても甘えたがります。たっぷり甘えさせてあげて、感情を満たし、安心させ、住む環境に怯え無くなれば、無駄に吠えることも減ります。
♣ 家具など噛んでしまうことは、歯の成長や口の使い方を覚えるのに必要です。
犬は成犬になっても、噛みたいという欲求があります。
噛むことをやめさせるのではなく、別の噛む物をあたえて、たっぷり噛ませてあげて下さい。
噛むことのできるおもちゃなどでもいいのですが、それだと大きな家具をかじるような満足感は感じられないため、すぐに飽きてしまうことがあります。
そんな時は小さな木製の家具!?を一つ、愛犬用に用意するといいでしょう。
我が家では、ホームセンターなどで売っている木製の踏み台(置き台)を買ってきて、愛犬に与えています。
下記動画は、うちの愛犬(日本スピッツのユキ、7ヶ月)です。
一心不乱にカミカミとかじっているのがわかると思います。
2ヶ月の子犬を迎えた時に、
「この踏み台はユキのだから、いつでも好きなだけ噛んでいいよ」
と与えました。
何か力強く噛みたい!という衝動にかられたときは、この踏み台を噛んでいます。
・・・カジカジしたあと、片付けるのは大変ですが(苦笑)
犬の欲求を満たしてあげれば、しつけをするのは難しくないんです^^
素直な子に育ったら、しつけするのは簡単です。
1歳過ぎても、この部分ができていれば、いろんなことを覚えてくれます。
大丈夫、そんなに悩まないで!
犬は飼い主の心を敏感に感じ取ります。
飼い主の心の変化で、犬も不安になっています。
上手くいかないなぁと悩んでしまったら、いったん止めて、そのままのワンちゃんを受け止め、抱きしめてあげて下さい。
たさくさんの愛情で包んであげて下さい。
犬は感情が満たされたなかで、しつけをすれば、良い子になるので急がなくても大丈夫です!
このかわいい時期を独占できるのは、飼い主のあなただけです。
難しく考えず、子犬と一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね♥
●今回のまとめ良い子にしなくちゃという思いが強くて、がんばりすぎていませんか?
子犬のうちは、暮す環境におびえないように一緒に遊び、抱きしめ、話しかけて、家族と暮らす楽しさを教えてあげることもとても大事です。形としてのしつけは後からでもいいので、ますは信頼関係を築きましょう。
犬の動きたい欲求、感情を満たしてほしい欲求、噛みたい欲求、まずはこの3つを満足させてあげることも大切です。
※ 原則、24時間以内にお返事します。お気軽に送ってください^^