こんにちは、ぱるかです^^
今回は子犬の社会化についてUPします。子犬の社会化期は生後2ヶ月から3カ月の頃です。
この時期に多くの経験を積ませてあげることで、犬は必要以上に臆病にならずに成長していくことができます。犬が一生暮らしていく中でこの経験はとても大切です。
子犬を迎えたら、できるだけ多くの人や犬に合わせ、人間と一緒に生活する上で必要な物や音など周囲の環境に慣れさせてあげましょう。
子犬は生後3カ月までに100人の人に会わせる!?
イギリス出身の獣医師、動物行動学者、 ドッグトレーナーのイアン・ダンバー氏の著書には、
一番急いですることは、子イヌが生後3ケ月になる前にさまざまな人に
社会化させること、特に子ども、男性、見知らぬ人に社会化させることです。よく社会化された子イヌはすばらしいコンパニオン・アニマルに成長
しますが、反社会的なイヌは扱いが難しくしつけに時間もかかり
将来的には危険でさえあります。子イヌは、あらゆる人と一緒に過ごして触られるのを喜ぶようになる
必要があり、特に子どもや見知らぬ人とうまく過ごせるように
ならなければいけません。経験的に、子イヌは生後3ケ月になる前に少なくとも100人に会う
必要があります。この年齢では・・・
とあります。
でも100人は・・・は大変だぁ!と思ってしまいませんか。
この時期はまだ感染症を予防するためのワクチン接種も終わってないですし・・・でもキャリーバッグや抱っこしたまま、外出させてあげましょう。
100人は難しくても、できるだけ多くの人に会わせてあげるようにしてあげることが大切です。
キャリーバッグに入れたり抱っこして出かけるときは、踏切や電車、自動車の音を聞かせたり、保育園の前で子供たちが遊んでいるにぎやかな声を聞かせたりもします。
家の中では、掃除機の音、ドライヤーの音なども聞かせてあげ、いろんな環境に慣れさせてあげます。
* 日TV(4CH)の『ザ!鉄腕!DASH!2時間まるごと犬だらけSP (ダメ犬克服大作戦)』
にも出演されたことのある、イアン・ダンバー氏は、イギリス出身の獣医師、動物行動学者、ドッグトレーナーです。
子犬の2回目のワクチン接種が終わったら積極的に外出を!
獣医さんによっては3回目のワクチン接種まですることがあるので、それを待っていると、生後4カ月になってしまいます。
この時期は犬の脳が発達し、あらゆるものを取り込み、社交性を高められる大切なときです。この大切な時期に、お家の中にだけ閉じ込め、飼い主家族にしか合わないでいると、成犬になってからいろいろ支障が出てきます。
2回目のワクチン接種が終わったら、積極的に外出させてあげましょう。
ワクチン接種については前回の記事に書いたのですが、2回目のワクチン接種後、子犬の体に抗体ができるのは約2週間後です。
それまでは、キャリーバッグや抱っこしたまま外出して、多くの人に会わせ、これから出会うと予測できるいろんな環境に慣れさせてあげます。近所の家のワンちゃんにも会わせた、お散歩している見知らぬ犬にも会わせ慣れさせます。
ときどき、攻撃的な犬もいるので気を付けて…
晴れている日だけでなく雨の日も、キャリーバッグに愛犬を入れて傘をさして出かけてみます。実際に愛犬と歩く予定のお散歩コースを、歩いて上げるのもいいと思います。
2回目のワクチン接種から2週間過ぎたら、本格的なお出かけです。
愛犬にリードを付け出かけます。リードの正しい持ち方があるって知っていますか?
このブログで紹介している、山本卓の愛犬のしつけ講座ではリードの正しい持ち方も学べます。
慣れていないと、リードが手から外れてしまい、愛犬に危険な思いをさせてしまう心配もあるので、正しい持ち方を取得して愛犬を守ってあげましょう。
この子犬の社会化期に多くのことを経験できた犬は、心も健全に成長することができ、とても友好的な子に育ちます。
愛犬も飼い主も楽しく幸せに暮らすために、子犬の社会化はとても重要です。
●今回のまとめ
子犬の社会化は、愛犬が一生、心身ともに健全にすごすためにもとても重要なこと。
たっぷり社会化をしてあげた犬は、社交的で少しのことにはおびえたりしないおおらかな子に育ちます。
積極的に、いろんな人や犬、物・音…に合わせてあげましょう。
※ 原則、24時間以内にお返事します。お気軽に送ってください^^