こんにちは、ぱるかです^^
愛犬が問題行動をおこすようになってから直すのは、けっこう大変です。
今回は、問題行動の予防策として、考えられることを5つあげてみました。
1.生活スタイルや家族構成、環境にあった犬種を選ぶ
犬はどの犬種も賢いですが、それぞれの能力、特徴には大きな違いがあります。
- たくさん吠えるか、吠えないか
- 運動量はたくさん必要なのか、お散歩程度でいいのか
- 成長した時にどのくらい大きくなるのか・・・
- オスとメスでも違いがあります
- 犬を迎える環境はどうか
- マンション、アパート、戸建住宅、広い庭付き住宅か。
- 家族構成は
- 飼い主(主に犬の世話をするのは誰か)は、毎日散歩に行けるか
- 今までに犬を飼った経験があるか・・・
それらを総合して犬種を選ぶことをおすすめします。
子犬のうちはどの犬種も可愛くて、その子がもしかしたら将来問題犬になるかも…なんて考えられない物だと思います。でも、犬種ごとの外見だけでなく、その犬の行動的特徴もよく調べてから選ぶことが大切です。
2.ペットショップで購入する際気を付けたいこと
幼い方がかわいいという理由で、子犬は早くに母犬から離されてしまい、ペットショップのガラスケースに入れられ陳列されます。
離乳期が終わる前に母親から離されてしまった子犬は、成長後の不安傾向の高さやストレス耐性が低いといわれています。
早期に母犬と離されてしまうため、母犬からのしつけを受けられず、一緒に生まれた兄弟犬とも遊ぶことができず、噛む力の加減など学習できないまま、育つことになります。
その結果、とても警戒心が強く怖がりになることもあり、他の犬とコミュニケーションがとれないために、問題行動を起こすようになってしまうことがあります。
3.子犬を迎えたら 最初が肝心!
名前をつけ・・・当たり前でした(苦笑)
まずは、ダメ!・・・やっては行けないことを教えます。子犬が何かやってはイケナイことをしようとしたときがチャンスです。
方法は、毅然とした態度で、「ダメ!」と子犬に伝えることです。怒るのではなく、しっかり伝えます。かわいいとつい甘やかしてしまいますが、最初が肝心です。
毅然とした態度で力を込めて伝えると、従わなくてはいけないと理解します。
4.子犬をたっぷり社会化させる
もうひとつ大切なことは、子犬をたっぷり社会化させてあげることです。初回のワクチン接種がすんでから、外の環境へ連れて行きます。
感染症へのリスクのある時期なので、抱っこしたり、キャリーバッグに入れたりして、外へ連れていきます。
この時期に、外の刺激にたくさん触れると、成長後も新しい刺激を受け入れやすくなります。ワクチン接種済みの犬にもたくさん合わせてあげましょう。
車に乗せる、踏切の音を聞かせる、いろんな人に合わせる・・・などです。
*ワクチンは通常生後60日ごろに初回、生後90日頃に2回目のワクチンを接種します。
5.犬としっかり信頼関係を築く!
犬が人と上手に暮らせるように、人間社会のルールを教えます。他人に迷惑をかけないことと、犬自身の身に危険が及ばないようにするためです。
犬が人間社会で安心して暮らしていくためには、飼い主との信頼関係が何よりも重要です。
犬は人間と同じ感情を持っているので、たっぷり愛情をそそいで、たくさんスキンシップをしてあげてください。
人間との生活の中で、犬自身がどう反応したらいいかわからないことにも遭遇します。そのなときに、飼い主との間に信頼関係ができていれば、安心して乗り越えることができます。
幸せに暮らすために、犬にとって頼れる相手の存在が必要で、飼い主さんがその役割をします。犬が必要とする安心感をあたえ、楽しい時間を共に過ごしていると、絆はどんどん深まります。
このブログで紹介している、『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』は、まさにそんな信頼関係を築くことができ、犬にとって飼い主さんは頼ることができ甘えることができる存在となります。
愛犬と飼い主さんの間にしっかり信頼関係ができていると問題行動を起こす予防になります。
もしも、問題行動が起きてしまった時も、この信頼関係さえあれば、早期に解決できます。
●今回のまとめ
愛犬が問題行動を起こさないよう育てるポイントを5つあげましたが、中でも大切なのは社会化させることと、愛犬と飼い主さんの間にしっかりとした信頼関係を築くことです。
※ 原則、24時間以内にお返事します。お気軽に送ってください^^