こんにちは、ぱるかです^^

前回の記事で、「困った行動の解決法を探る3つのポイント」で書いた愛犬をプロファイルするときの項目を一覧表にしました。

愛犬の問題行動の解決策は、下記表の項目を書き出してみると、探りやすくなります。

愛犬の問題行動の原因を探る方法

愛 犬 を プ ロ ファ イ ル 
犬  種 と 性 格愛玩犬も飼い主に可愛がられるという仕事を持っています。ほとんどの犬種は、「吠える仕事のために」、「吠えてはいいけない仕事のために」など正反対の目的でも改良されてきました。それぞれの性質や特徴、能力を調べます。犬種が違えば、問題行動の理由もかわります。 同じ犬種でも、性格は様々です。神経質なのか、大胆なのか、気質が強いのか弱いのかなど、いろんな角度から探ります。
性  別一般的にオス犬はオスとしての自己主張や、攻撃性が強い傾向があります。メス犬は、出産、育犬という使命のもとに発情期があり、通常は起こさない行動を起こす時期があります。
年  齢年齢を考慮することも重要です。何か月の子犬なのか、成犬なのか、老犬なのか、年齢も大きくかかわります。特に老犬は、耳が遠くなることで、警戒心が強くなり、それまでと違った行動をとるようになることがあります。
飼い主の家族構成犬は観察能力に優れ、家族みんなをみつめています。家族構成は、時に誰か仕事のため、就学のために長期で出て行ってしまうことがあります。一番かわいがってくれた人が天国へ行ってしまうこともあります。この環境変化は、犬の心に大きな影響をあたえます。
飼い主の飼い犬歴ベテランの飼い主さんか、初めての犬を飼われたのかでも違いが出ます。
飼 育 環 境家庭環境だけでなく、近所のことも犬は感じ取っています。お散歩はどのくらいの時間しているか、自然の中で遊ばせられる環境かどうか。家の中で自由に動き回れているか、それともクレートに入れられている時間が長いのかなど、これも大切な要素です。
多頭飼いかどうか他にワンちゃんはいるのか、そのワンちゃんの性別、年齢、避妊の有無、性格など。先住犬なのか後から家族になったのか、先住犬と後から家族になった犬で差をつけていないかなど…からも、ヒントがあります。
成 長 過 程犬自信が何カ月、または何歳のときに経験したこと。トラウマを残すような怖い経験はなかったか、寂しい経験はしていないかなど、犬の心に大きく影響することがあります。
しつけはいつから?何カ月、何歳からしつけを始めたのか、どのようなしつけ方法だったかも、とても重要なポイントです。
何カ月(何歳)でどこから家にきたのかペットショップで購入した。ブリーダーから購入した。知り合いからもらった。・・・などなど、生後何日ころまで、母犬や兄弟犬たちと(家族犬)と暮すことができたのか。 知り合いから飼育を引き継いだケースもありますね。現在の飼い主さんの元へ迎え入れられた時の状況など、犬の年齢や家族になったときの環境を知ることも大切です。
避妊の有無オスもメスも避妊手術の有無は、行動に変化をもたらします。メス犬は妊娠中や出産後の育犬中、敏感になることがあります。また、発情中は、イライラすることもあり、吠えたり攻撃的になることもあります
。オス犬は、周りに発情したメス犬がいると攻撃的になったりします。メス犬のフェロモンは風に乗ってドアや窓の隙間から届きます。
病  歴ケガや病気は、犬の心にも大きな影響があると考えられます。 怖い思いをしていれば、トラウマになっているかもしれません。病気やケガで体の痛みがある場合、さわると急に攻撃的になることがあります。
生まれてから家に来るまでの環境ペットショップから購入したのか、ブリーダーから購入したのかや、家に来るまでの飼育環境が解れば、改善策を探るよい手がかりになります。
そ の 他飼い主自身が、ボスになろうとがんばりすぎて、犬に厳しくしすぎていないかなど、考えてみて下さい。寂しい思いをさせるのも、心がひずむ原因です。

以上のこと考えて、ノートなどに書き出してみると、対処法が見えてきます。

 

今回のまとめ

深刻な問題行動を起こすということは、何かの原因で心がひずんでしまっていることが多くあります。
改善策を考えるために、問題となる行動が深刻であれば深刻なほど、このプロファイルが役に立ちます。


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