こんにちは、ぱるかです。

今回は、愛犬用の階段をDIYしたので、作り方や私なりに工夫した点などUPします。

犬用階段とは、”ドッグステップ” などという商品名で市販されています。
愛犬がソファーやベッドなどの高いところへの昇り降りを安全にできるように考えられた、2・3段の階段のことです。

こんな感じ↓↓↓(これは、Amazonやホームセンターのペットコーナーなどでも売っています)

こちらが私が作った、愛犬用の階段です↓↓↓

なぜか、階段でフセしていますが・・・^^;

犬用階段の市販品を購入しなかった3つの訳

  1. 商品として売られているのものは小型犬用しか見つけられなかった
  2. 愛犬は約15kgの中型犬なので、サイズ的に合うものがなかった
  3. 高齢になっても、安心して使えること

もう少し詳しく書くと・・・

犬が階段を安全に怖がらずに昇り降りするには、階段の踏面(ふみずら)部分にある程度の広さが必要です。
また、蹴上(けあげ)は、低いほど、昇降時に負担が少なくなります。

階段は昇より、降りる方が危険を伴います。

愛犬が階段を降りるところを良く見ると、前足だけでなく、後足も同じ踏面にのることができる広さがあるほうが、危なげなく降りることができます。
…ということは、その階段を使う犬の前足から後足までの長さがとれる踏面が理想です。

ヒトは高齢になっても手が使えるので手すりにつかまって階段の昇降ができます。

でも、犬はそうはいきません…愛犬が高齢になった時も、安心安全に使えるようにと考えると、階段であれば何でもいい訳でなく、上記のポイントをしっかり考えておく必要があります。

市販の階段は、サイズは様々ですが、価格の安いものは踏面が狭い物が多く、とても急な階段となります(下記画像)
これは、小型犬が使っても安定性がイマイチなことや、犬自身の背骨にも余計な負担がかかるので、できればやめた方がいいと思います。

また、数段しかない階段でも急な階段は怖がる犬もいます。

 犬用階段、DIY開始です

まずはサイズから

いろいろ検討した結果、私の愛犬が安心して昇降できるサイズは

  • 踏面は50cm
  • 蹴上は15cm
  • 幅は60cm
  • 段数は2段

でした。

階段の幅も、ある程度余裕がある方が安心です。
なぜかと言うと走ってきて階段を昇るときや急いで階段を降りたいとき、狭いと踏み外す危険があるからです。

そこで部屋の間取りとベッドのサイズと愛犬の導線を考えて60cmとしました。

階段は2段です。
最近、私と愛犬が一緒に寝るベッドを買い換えたのですが、マットまで含めると、45cmと高くなってしまったからです。

階段だけで、けっこうな面積(50cm×60cm×2)を占有してしまいますが安心と安全が第一です。

材料は、ホームセンターと100均で調達

材料

  • SPF材(1×4材の1820cm)4本
  • すのこの板と桟木(すのこを解体して再利用)
  • ビス(コースレッド)・・・必要なだけ
  • キャンプ用マット(200cm×60cm×厚さ8mm)
  • デニム布
  • 布用ボンド

SPF材はホームセンターで必要なサイズにカットしてもらいます。
どこのホームセンターでも1カット50円くらいで、カットしてくれるようです
(上記画像には、間違って多くカットしてもらったパーツも入ってます)

丸鋸(マルノコ)でもあれば簡単にカットできますが、のこぎりで切るのは結構難しいし時間がかかります。
ホームセンターでカットしてもらえば帰宅後すぐに作業に取り掛かれます。

ホームセンターでは、SPF材のほかに階段(踏面)のクッション性を上げるために、キャンプ用のマットを購入しました。

ビス(コースレッド)↑↑↑

100均のダイソーではコースレッド2種類と、カバーに使うデニム布と布用ボンドを購入しました。
コースレッド2種類のうち短い方はすのこ板をとめるときに使います。

ちなみに工具は以前Amazonで購入した電動ドリル&ドライバーを使いました。

この電動ドライバーは¥1,791-と安価なのですが、なかなか使えます。

コードが短いので延長コードを用意する必要がありますが、充電式のようにバッテリーが切れて作業が中断されてしまう…というようなことがありません。
また約330 gと軽いので、女性でもラクラク使うことができます。

組み立てる

階段の1段目、2段目をそれぞれビスでとめて組み立てます。

ポイントはビスを電動ドライバーでしめていく前に、ビスの位置に電動ドリルで下穴をあけておくことです
(これをしないと、SPF材にひびが入ったり割れてしまったりします)

組み立てた1段目と2段目をビスで接合します。
それぞれの段が離れなければいいので、2本の脚をビス2本ずつだけでとめています。

使わずにしまってあったすのこを桟木とすのこ板に解体して、桟木を階段本体に補強材としてビス止めします。
桟木はちょうど納まるように、のこぎりで切りました
(すのこ解体の仕方は、”すのこ 解体” などでググると出てきますので、そちらを参考にしてください)

すのこ板をビスでとめていきます。

本体の完成です!

設置する場所に置いてみました・・・あれれ

気が付くと愛犬パピたんが・・・
この階段は、自分のために作ってもらったとわかっているようです(笑)

出来上がった階段にカバーをかけてみる

カバーをかけました。

カバーはデニム生地をしっかり角が出るように、アイロンをかけて必要箇所に布用ボンドで貼りました。
布用ボンドを使うと、縫わなくていいので簡単です。

カバーの下には・・・キャンプ用マットをちょうど良いサイズに切って、クッションとして使用しています。
元のサイズが200cm×60cmのマットだったので、4枚にカットして2枚づつ敷きました。

階段の落成!?記念に1枚・・・

愛犬用の階段DIY・・・まとめ

私の愛犬パピたんは5月で11歳になりました。
健康で長生きしてほしいので、愛犬が7歳を過ぎたころから、毎年お誕生日を迎えるたびに、フードや暮らす環境を考え直してきました。

今年はいつも寝ているベッドに階段を付けてあげようと思っていましたが、いろいろ探してみても安心して使えそうなものが見つかりません。

そこで思い切ってDIYしてみたのですが大正解です!

ときどきですがこの階段で愛犬がくつろいでいるときがあり、そんなときはつい嬉しくなってしまいます。
SPF材はそこそこの強度があるので、私がのぼっても問題ありません。
愛犬がくつろいでいる横に一緒に座って、なでたりしています。

サイズはどうしようかとか、どんな風に作ろうか…と、数日間、空いている時間を使っては考えましたが、実際作り始めれば、1日で完成できました。

  • その階段を置く部屋の間取り
  • どの家具に補助としてつけるのか
  • 愛犬の導線
  • 愛犬のサイズなどなど

自分で作れば、「ここがちょっと…」という不満は一切なし! とっても快適です。



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