こんにちは、ぱるかです^^
『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』では、どうしても必要な時だけチョークチェーンを使います。
でもチョークチェーンは嫌悪刺激のひとつです。
ちょっと嫌だな・・・と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
・・・なんで使うの?
・・・危険じゃないの?という部分についてUPします。
チョークチェーンはどうなの?危険じゃないの?
チョークチェーンは、鎖でできた首を絞める首輪の一種です。
これだけ聞くと、とても恐ろしい道具に感じます。
通常の使い方としては、いけないことをしたときに、引っ張ることにより一瞬首輪を締めることで「イケナイ」という合図を犬に送ります。
ゆるんでいる時には、その行動は正解であると犬に教えることができる仕組みです。
引っ張り防止の首輪だと思われている方もいるかもしれませんが、犬に合図を送ることを手助けする道具です。…そうは言っても、チョークチェーンは嫌悪刺激のひとつ、そんな物を使うなんてひどいことはできないし、危なくないのかと思う方もいらっしゃるのではないかと思います。
私も思っていました。
森田さんの犬のしつけ法のマニュアル(冊子テキスト)を読むと、その点について説明があり、非常に気質の強い犬の場合のみ、使うことがあるということでした。
犬の訓練所などではずっと首のしまる首輪を使うというところもあります。そういう使い方とはまったく違うんです。
この不快な刺激を利用して犬をしつけますが、暴力はその最たるもので弊害しかありません。
また、このブログにもアップしていますが天罰方式は嫌悪刺激なので、個人的に私はおすすめしません。
チョークチェーンは、間違った使い方で、むやみに使ったり多用すると嫌悪刺激になってしまいますが、正しい使い方であれば大丈夫です。
チョークチェーンで首をケガしないのかしら…という心配もあります
動物研究家のムツゴロウさん(畑正憲氏)の著書には、
母犬はいつまでも甘えてくる仔犬をしかるときに鼻にしわをよせ、「ウゥッ」とうなり首筋をぐっとかみます。
首筋は彼らの調教ポイントなのです。
この部分は皮膚も丈夫でゆとりがあり、咬まれても大丈夫なのです。
この母犬に「怒られる」と言うのがとても大切なのです。
とあります。
首筋は皮膚も丈夫でゆとりがあり、母犬が子犬をしつけるときの調教のポイントなのです。
その首筋にかけ、イケナイとかダメという合図を送るのがチョークチェーンです。
気質が強い子の心理に響かせるため
チョークチェーンは使い方によっては危険もありますし、良くない使い方もあります。
最たる例が、常にチョークチェーンをかけたまましつけをするしつけ教室です。この使い方は、正にチョークチェーンで嫌悪刺激を与えて、恐怖や威圧感で従わせる方法です。
森田誠の犬のしつけ法では、気質が強い犬の場合にのみ使うことがありますが、それとは違います。もしチョークチェーンを使う場合でも、必要な回数だけ使い、その後はしまらないほうで使い分け、イケナイということが犬の心に伝われば、普通の首輪に戻します。
気質の弱い敏感な子には、子犬には通常の付けている首輪を通してイケナイということを伝えています。
実際に飼い主さんがチョークチェーンを使うときは、DVD動画や購入者特典の動画Q&Aサイトで森田さんが具体的にチョークチェーンを使い実践しているシーンを見て、正しい使い方で使用します。
購入者専用Q&Aサイトでも、犬の気質・年齢・犬種などの特徴を踏まえた上での、首輪の使い方を確認することができます。
犬の心や体に傷を残してしまうような使い方は絶対にしない、このことを森田さんは強く言っています。
ストレス学の権威 セリエ博士によると、
適度なストレス(つかの間のストレス)が大事
だとのこと…森田さんのしつけ法はこれを利用しています。チョークチェーンを”つかの間のストレス”として使っています。
母犬が子犬に”ダメ”を伝えるときに首筋を噛むような使い方です。
森田さんの使い方であれば、理にかなった方法であり、安心してよい使い方だということです。
今回のまとめ
『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』では、チョークチェーンを使うこともあるが、それは気質の強い子のときだけ。必要最低限の回数のみ使うことがある。
犬の体に危険があるような使い方はしない。
適度なストレスとして使うため、犬の心に傷を残す使い方は絶対にしない…ということです。
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