こんにちは、ぱるかです^^
今回は、犬という動物を知らないでしつけを開始してしまうということは残念なことで損をしてしまうことがあるかも…
愛犬と幸せに暮らすためには…というお話をUPします。
犬を初めて飼うという方とお話をしているときに、とても残念に思ったことがあります。
それは犬という動物を知る前に、「犬のしつけ」を重要視してしまうことです。
しつけは重要でしょ…と思われるかもしれませんし、そのとおりなのですが、その前に必要なことがあると私は感じています。
目次
愛犬のかわいさを100%引き出し、感じたい!
犬のしつけ成功のカギは、犬という動物をよく知ること、愛犬をよく観察することです。
多くの犬初心者さんは、犬という動物の一部分しか知らずに飼い始めます。
残念だと思ったのは、犬という動物を知ることからではなく、“犬のしつけ方”を先に勉強しようとしてしまう点です。
これは犬を責任もって飼うためにしつけを勉強しようとしているのですから、素晴らしいことです。
ですが・・・実は、そのために犬も飼い主さんにとっても残念な結果になってしまうことがあります。
それは形としてのしつけに振り回されて、犬という動物の本当の魅力を感じられないかも…ということです。
特に家庭犬としてかわいがることを目的に、犬を飼う場合です。
犬をしつける方法は、厳しく上下関係を重点的に教える方法から、愛情たっぷりにしつける方法までいろいろです。
犬は賢い動物なので、そのしつけ方によっては、その魅力であるかわいさを出せないまま一生を送らなくてはいけないかもしれません。
(例えば、必要以上に厳しく上下関係をしつけたり、接し方に制限があったり)
愛犬に必要以上の我慢をさせることも、そのかわいさを感じられないのも残念だと思いませんか?
結果的に損をしてしまうこととは
犬という動物をよく知らないままだと、そのしつけが本当に愛犬とあなたに合っている方法かわかりませんよね。
もっというと、犬の専門家が言ってるんだから間違いないと、思い込んでしまう。
これ・・・とっても危険です。
そして損してしまう原因になります。
しつけの基本は、信頼関係を築くこと。
だけど、その犬に合わないしつけや間違った解釈のしつけをしてしまったために、信頼関係を築くことができず、手におえない犬になってしまうことがあります。
たとえば柴犬などの気質の強い犬に、無理やりマズルコントロールをしてしつけたせいで、人の手を怖がるようになり、攻撃性が出てしまったなどです。
間違った解釈のしつけや間違った接し方が原因で、愛犬が悩みの種になってしまったという例です。
愛犬をしつけ直そうと思えば、お金も時間もかかることになります。
どちらにしても残念な結果で損をしたことになってしまいます。
飼い主さん自身が思い描く、愛犬との生活ができるしつけを選ばないと・・・残念なことになる
具体的に言えば、ベッドで一緒に眠ったり、一緒にソファーでくつろいだりしたいと願って子犬を迎え入れたとします。
実はこのような愛犬とのふれあいはダメ・・・と言っている、訓練士は結構います。
そんな訓練士の話などを初めに目にしてしまった、または聞いてしまったとします。
・・・どう考えても、あなたの理想と違いますよね。
けれどこのケースも専門家が言っているんだから、そうしないと良い子にならない・・・と思い込んで、泣く泣くその通りにしてしまったり。
犬という動物は、とっても臆病だし甘えん坊です。
成犬になっても、甘えん坊は変わりません。
一見すると外見が怖そうな、シェパードだってドーベルマンだって、すごく甘えん坊です。
私の知り合いは、毎日ドーベルマンと一緒のベッドに寝ています。
でも、そのドーベルマンはとても穏やかだし、飼い主さんのいうことをよく聞くし、何より甘え上手で可愛い。
家庭犬として迎え入れるなら、家庭犬に向いたしつけ方法がある・・・ということなんです。
犬の専門家が言うから・・・、それはなんでも正しい・・・とは限らない。
そのしつけは飼い主さんであるあなたと愛犬にとって、本当に幸せを感じられる方法なのか…ということ。
飼い主さんも愛犬もストレスなくできるしつけ方法が良いですね。
犬という動物を知り、適切にな方法で信頼関係を築けば、ベッドで一緒に眠っても全く問題ないから。
こちらにしっかりとした知識がないと、せっかく愛犬と触れ合い豊かに暮らしていきたいのに、それができなくなってしまうんです!
そんな残念なことはないでしょう・・・
犬という動物を知る具体的な方法
簡単なのは、まずはしつけの本ではなく、犬の生態や習性などの書かれた本を読んでみるといいと思います。
“これが新しいしつけです”、”一番売れていまます”…というしつけ本を読む前に、犬の生態や習性などの書かれた本を読んでみるとても参考になります。
…とは言え、正直言って中には、あまり参考にならない本もありました。
かわいい犬の写真ばかりで情報量が少なかったり、オオカミの習性を元にすべてを論じているものなどです。
犬はオオカミに似た習性も持っていますが、オオカミの群れと人と犬の群れ(家族)は別物だと、動物研究家のムツゴロウさん(畑正憲氏)も言っています。
私がたくさん読んだ中でよかったのは、動物研究家のムツゴロウさん(畑正憲氏)とエーベルハルト・トルムラーの著書:犬の行動学 (中公文庫)です。
ムツゴロウさんの本は、動物学を研究した科学者の目から見た犬の生態や習性が解りやすく書かれています。
・・・ただの動物好きのおじさんではないんです(笑)
犬のしつけについての考え方は、犬好きの動物研究家ならではの視点で愛にあふれていました。
エーベルハルト・トルムラーという人は、ノーベル賞受賞者の動物行動学者コンラート・ローレンツのお弟子さんで、長年にわたり犬という動物の研究・観察をしてきた方です。
コンラート・ローレンツは人イヌにあう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)という本が有名です。
日本の犬しつけ本等は可愛い写真や絵が満載で読みやすいですが、内容が薄いものが多く、トルムラーの本はそういったものとは違います。
「動物としての犬」について書かれています。
翻訳書なので文書が読みづらく感じたり少し難しく感じる部分もありますが、1冊で犬の成長過程に必要なことがいろいろ理解できます。
犬のしつけの実践に関しては、上記の本だけでは無理ですが、チャンスがあったら読んでみると犬と幸せに暮らすために役立つと思います。
知れば知るほど愛犬のとの生活がより楽しく豊かになる
犬という動物をよく知ることができれば、愛犬にとって今何が必要なのかということが解ります。
どんなしつけをしてあげればいいのかも解り、自信を持って愛犬にしつけをしてあげらるんですね。
このブログでは複数のしつけDVDを紹介していますが、家庭犬として犬の賢さとかわいさを一番引き出せるのは 『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』 だと私は感じます。
犬という動物のことも付属の冊子テキストで学ぶことができます。
何より、犬という動物はこんなにかわいかったんだ…と、犬と暮らして本当に良かったと、心から感じられる時間を過ごすことができるようになります。
飼い主さんも愛犬も自然体で暮らすことができるのはもちろんのこと、命令することもありません。
お互いが自然体なので、愛犬の表情もとても豊かになります。
たくさんかわいがり甘えさせているのに、愛犬はわがままにならないんです。
愛犬をたっぷり甘えさせる極意が身に付くんです。
犬という動物をよく知り、愛犬をよく観察し、それからしつけをすると、知らなかった頃よりずっと簡単に、ずっといい子にしつけることができます。
ずっとずっといい子になるのですから、かわいさも倍・倍・倍増です♥
もし、これから犬を飼うのであれば、また飼い始めたばかりなら、型にはまったしつけでの生活ではなく、愛犬の魅力を最大限に感じながら、素敵な時間を過ごしてほしいなぁと願います。
●今回のまとめ
犬という動物を理解しないまま型にはまったしつけをしようとすると、うまくしつけられないだけでなく、愛犬のかわいさを引き出すことができない。
犬という動物をよく理解してしつけをすると、しつけが簡単になり、表情豊かな良い子に育つので、愛犬のかわいさを倍・倍・倍増で感じることができる。
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