こんにちは、ぱるかです^^
母犬にしつけをされた犬は、将来、問題行動を起こしにくいと言われています。
母犬の元にいるときにちゃんと母犬からしつけをされているか調べる方法があります。
今回は、その方法を紹介します。
母犬からしつけをされてない犬は、問題行動を起こしやすくなります
生後45日ころ、子犬の離乳期が始まると、母犬は自分たべたものを吐き戻して、子犬に食べさせます。子犬が母犬の口元をなめると、母犬は脳からの指令で自然と吐き戻し、子犬に食べさせるのです。
この習性があるため、犬は成犬になっても、人の顔(特に口元)をペロペロなめて、甘えてくると言われています。
このことを元に母犬からしつけされているかどうかを見分ける方法があります。動物研究家のムツゴロウさん(畑正憲さん)の著書にあったのですが、その方法をご紹介します。
母犬は、子犬が自分で食事をとれるようになっても甘えてくると叱ります。
ペロペロと子犬は母犬の顔をなめようとします。
その時母犬は、子犬に向かって前歯を出し、低い声で「ウウッ」とうなります。
すると、子犬は叱られた・・・と、なめるのをやめます。
・・・これは母犬が子犬をしつけるときの1シーンです。
しつけをされているかの調べ方は、飼い主であるあなたが母犬の真似をしてみます。
具体的には、犬がペロペロなめてきた時に、あなたが前歯を出し白い歯を見せ、母犬の真似をして低い声で「ウウッ」と叱ってみます。
母犬からちゃんとしつけをされている子犬は、ひるんでなめるのを止めます。
なめるのをまったく止めない子犬は、母犬からそのしつけをされずに社会に出てきてしまっています。
この場合、心のひずみが出やすい子になってしまっています。もちろん、まだ甘えたいのに母犬と離されてしまうのですから、心に傷を負う子犬もいます。
そのまま育てると、飼い主に対して歯をむいたり、言うことを聞かなかったり、精神がねじ曲がったりと言うケースがあります。
この判別法は、ペットショップなどで子犬を選び買うときにとても役に立つ方法です。
初めて犬を飼うなら
母犬と生後60日くらいまで一緒に暮らした子犬は、母親から愛情を受けながらしつけをされています。
そしてたくさんの兄弟犬と一緒に育った子犬は、兄弟に噛みついたり、プロレスのようなことをして一緒に遊びます。この遊びの中で、仔犬たちは、噛みつく力加減や手加減の仕方を覚えます。自然に行動の社会性を得ているので健全です。
初めて犬を飼うなら、上記のような環境から育ってくる子犬がいいですね。一度にたくさんの子犬が生まれ、母犬と生後60日以上過ごした子犬を選ぶことをおすすめします。母犬からしつけをされ、子犬同士で遊ぶ経験を積んだ子はしつけがしやすいんですね。
でも…もし、早い時期に母犬と離されてしまった子犬が気に入ったなら、それはそれで千載一遇の素敵な出会い♥かもしれませんし、もうすでに子犬を家族として迎えている…と言う方もいるかもしれませんね。
母犬からの足りなかった愛情は、飼い主さんがかわりに注いであげればいいと思います。
母犬の代わりのような愛情を注ぎながらしつける方法に、『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』があります。しつけだけでなく、母犬から早く離されてしまった子犬の傷ついた心も癒せるプログラムになっています。
少し余計に手がかかるかもしれないけれど、かけた時間の分だけ、その子犬との絆は深くなるように思います。
母犬にしつけをされているかどうか調べるには、飼い主であるあなたが母犬の真似をしてみます。初めて犬を飼うなら、兄弟犬がたくさんいて母犬と生後60日以上過ごした子犬を選ぶとしつけしやすい。
まだ幼すぎる時期に家族犬と離されてしまった子犬には、飼い主さんがかわりにたくさんの愛情を注いであげることが大切。
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