こんにちは、ぱるかです^^

今日の主役は、なかなか本物には出会えないベドリントン・テリアでした。

なんと、日本では珍しい上に5匹も一緒に暮らしていました。

 

飼い主さんご夫婦は、
「犬の家族の中に入れてもらって暮らしているみたい…」と。

彼らのお仕事は、飼い主さん(ママ)がペット用のケーキやフードを
手作り販売していますが、その新商品の試食です。

5匹が丸いテーブルを囲んだ椅子に座って、新商品のマロンケーキをカット
してもらうのを待っている姿には、つい笑顔になってしまいました。

おいしそうにペロリ…このマロンケーキは、
新商品にラインナップされるそうです。

 

それにしても、あのフワフワの被毛は抱きしめたら気持ち良さそうです。
5匹もいるので、毎週、誰かのトリミングに行くそうです。

 

飼い主さんは獣医さんです。
毎月の健康診断と、年1度の血液検査をしているそう。

獣医さんのパパは、毎日のスキンシップもかかさないそうで、犬の正常な状態を
知っていれば何か変化が起きたときにすぐに気付いてあげられるから…と。

そして、犬の1年を考えると人間の4・5年にあたるので、
年に一度の血液検査はしたほうがいいと話されていました。

 

パパにもママにもたくさん愛情をそそがれている
5匹のベドリントン・テリアは、とても幸せそうでした。

 

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ベドリントン・テリアのプロフィール

  •  原産地:イギリス ノーザンバーランド州ハニー・ヒルズ

ノーザンバーランド州ベドリントン市周辺に住む炭鉱労働者に
可愛がられたため、1825年にベドリントン・テリアという
犬種名がつきました。

 

  • 紀元: 18世紀後半にキツネやアナグマなどの狩りのために、

ダンディ・ディンモント・テリア、オッター・ハウンドなどを
交配して改良されたといわれています。

速く走るためにウィペットとも交配されたという話もあります。

当時はロスベリー・テリアと呼ばれていました。

1877年にナショナル・ベドリントン・テリア・クラブが創立。

19世紀になると、上流階級の人々にも飼われるようになりました。

  • 体高: 38-43cm
  • 体重: 8~10kg
  • 分類: テリア系
  •  性格:普段は温厚で人が大好き、基本的には穏やかですが、

元々猟犬なので、活発で勇敢な面もあります。

  • 特徴:子羊のような独特のフォルムをしたこのベドリントン・テリアは、

「子羊の皮を被ったオオカミ」といわれています。

普段は温厚ですが狩りのときにはすばやく動き回り、
獲物に向かっていくほどの気の強さと機敏性をもっていることが
理由です。

典型的なテリア種の気質ですが、テリアらしくない容姿も特徴です。

一目見たら忘れられないユニークな容姿、子羊のようなカットは、
ドッグショーに出陳されるようになってからです。

毛色は、ブルー、レバー、サンディー、ブルー&タン、
レバー&タン、サンディー&タン

ブルーの犬は、生まれたときは真っ黒で、レバーの犬は濃茶ですが、
成長すると色が薄く本来の色になります。

 

ベドリントン・テリアを飼うときに注意すること

元々猟犬で活発な犬種なので、毎日お散歩させてあげることが理想です。

やわらかな被毛は抜けず伸びるので、月1回のトリミングが必要です。

絡まりやすい毛質なので、できれば毎日コーミングしてあげましょう。

 

こんなに優美なベドリントン・テリアですが、一時期は闘犬種としても
活躍していました。

そのため、興奮すると警戒心が非常に強くなることがあり、闘争心に火が付くと
死ぬまで止めないほどの頑固さも持ち合わせています。

しっかりしつけることは基本ですが、お散歩中、
他の犬とケンカになると大変なので、目を離さないように気をつけます。