こんにちは、ぱるかです^^

皆さん、“日本スピッツ”という犬種を知っていますか?
そう・・・あの雪のように真っ白で、綿のようにフワフワのあの子です。

我が家でも去年の暮れに家族として迎えました。
この子がまたとても可愛いんです

ピンと来ていない方にも、「あの子ね!」と想像していらっしゃる方にも、日本スピッツの魅力を伝えるべく、今回は日本スピッツについて、歴史から飼い方、しつけの仕方…などなど、盛りだくさんでお伝えしていきたいと思います!

日本スピッツ(生後7ヶ月)
日本スピッツ(生後7ヶ月) 愛犬のユキ

日本スピッツの特徴〜真っ白でフワフワな毛並みと三角の耳

日本スピッツはとても目を引く真っ白なモフモフの毛並みを持つ犬です。
しかし、魅力はそれだけではとどまりません。

アーモンドのような愛らしい目に、ふわふわな毛並みからピョコッと顔を出す三角の尖った耳。日本スピッツの耳

実はドイツ語では「尖っている」を“スピッツ”というんです。
スピッツ系統の犬はみんな、この特徴的な尖った耳をもっています。

日本スピッツ 笑顔

また顔はクールビューティーですが、笑うと口角が上がりとても可愛らしい!

そのギャップもまた魅力的なんです^^

日本スピッツは個体差がある犬種なので、小型犬~中型犬に分類されています。

大きさはオスで約30~38cm、体重は約5~10kg程。
大人の膝の高さよりちょっと低いくらいですね。

理想体重は約8kgで、メスはオスよりも少し小さいくらいの体型です。

日本スピッツの性格〜好奇心旺盛でちょっと甘えん坊

日本スピッツのユキ(5ヶ月)とパピたん

日本スピッツは好奇心旺盛で、運動や遊ぶことが大好きな活発で明るい子です。

また全身で喜びを表現するときもあるぐらい、表情も豊かなんですよ。

その反面、警戒心が強いため音に敏感です。
繊細で神経質なところがあるため、ストレスを抱え込みやすい一面もあります。

日本スピッツは親しい人や飼い主さんにとても愛情深く、甘えん坊さん。

また “誠実さ” もしっかり備わっているので、とても従順なうえに物覚えもいいため、キチンとしつけをしてあげると穏やかで良い性格の子に育ちます。

我が家の愛犬も最初のころは “利かん坊” で、そのパワフルさと気質の強さに初めは戸惑いました。

でも愛情を注いでしつけをしてきたので、今はとてもいい子です^^

日本スピッツのルーツと歴史〜ひどいレッテルを貼られたコトも・・・

さて、ここからはちょっと日本スピッツの歴史を辿ってみましょう。

日本スピッツの由来には諸説があり、あまりはっきりしていませんが、先祖犬は大型の白いジャーマン・スピッツと言われています。

このジャーマン・スピッツがシベリア大陸を経由し、中国東北地方から日本にやってきたのが始まりです。

1921年ごろに東京で開催された展覧会で初めて日本人とコンタクトをとりました。
そこで柴犬などの、日本犬しか知らなかった多くの人を魅了したのです。

愛らしい姿に魅了された日本人はジャーマン・スピッツをはじめ、アメリカン・エスキモー・ドッグなどの白いスピッツ系の犬を交配して小さくし、純白に固定しました。

そうして誕生したのが日本スピッツなのです。

日本スピッツの出身地は日本なんですね。

そして1948年にジャパン・ケネル・クラブにより統一されたスタンダードが確立し、1964年には国際畜犬連盟に正式登録されました。

1950年代後半には、日本で一年間に登録される犬の4割を占めるほど大人気だったようです。

日本スピッツの歴史

しかし犬のしつけの知識や、犬種特有の性質の理解に飼い主が追いつけなかったこと、”犬は外で鎖に繋いで飼う” というスタイルがほとんどの時代だです。

「日本スピッツは神経質でキャンキャン吠える、うるさい犬」

と言うレッテルを貼られることになってしまいました・・・。

余談になってしまいますが、そもそも犬は “無駄吠え” なんてしないんです。

飼い主に何か伝えたいことがあるから吠える。
けれども飼い主にとって必要ないときに吠えられると、”無駄吠え” と言われてしまうことがあります。

きちんとコミュニケーションが取れていれば、必要以上に吠えることなんてないんです。

遊ぶことや甘えることが大好きな日本スピッツ。

外で飼われ、飼い主とのコミュニケーションがあまり取れず、ストレスも溜まってしまい、必要以上に吠えてしまったのかもしれませんね。

この悪印象のせいで日本スピッツの人気はあっという間に衰え、さらにマルチーズやポメラニアンの登場により、日本スピッツの流行は去ってしまうことになりました。

しかし日本スピッツをこよなく愛する愛好家たちは、諦めずに改良と犬種の保存を目的とした交配・繁殖を続けました。

そのおかげで日本スピッツは、おとなしく穏やかな性格へ。

今ではキャンキャン吠えることもなくなり、とても飼いやすくなっているんですよ^^

現在の日本スピッツは日本だけでなく、韓国やオーストラリア、ヨーロッパなどの海外でも人気を高め、多くの人に愛されています。

サモエド犬と日本スピッツ、似ているけれどドコが違うの?

日本スピッツ誕生の一説に、シベリア原産のサモエドという大型犬も交配されているというものがあります。

否定している方々もいらっしゃいますが、そんな一説が出るほど、サモエドと日本スピッツって似ているんですよ。

実は私、サモエドを家族に迎えようかと考えていました。
もともと大型犬が好きで、中でもモフモフの白い犬が大好きなんです。

でも大型犬なので、病気になった時のことを考えると、そう簡単に迎えられないなぁ^^;
・・・と思い、サモエドに似ている日本スピッツを迎えることにしました。

それほどまで雰囲気や見た目が似ている、サモエドと日本スピッツ。


↑↑↑この動画は、アライ畜犬牧場さんの様子です。
サモエドと日本スピッツ、子犬期も大きさが違うだけでそっくりです^^
子犬同士で遊べる環境は、とてもいいですね。


一体どこが違うのでしょうか?

なんといってもまず、大きさです。

小型~中型犬に分類される日本スピッツとは違って、サモエドは小さめの大型犬に分類されます。

体高は48~60cm、体重は16~29kg・・・と体高より体長が少し長い体型です。

次に性格。

日本スピッツは警戒心が強いため、人見知りな子も多いのですが、サモエドは穏やかで社交的な性格の子が多いんですよ。

そのほかの仲間として挙げられるのが、日本でもお馴染みのポメラニアン。

サモエドもポメラニアンも、顔つきやしっぽの形、フワフワな毛・・・など、日本スピッツと似ているところが多いですよね。

なので総括すると・・・

  • 中型タイプのスピッツ→日本スピッツ。
  • 大型タイプのスピッツ→サモエド。
  • 極小タイプのスピッツ→ポメラニアン

という感じになります^^

日本スピッツを飼うときの注意点

日本スピッツの特徴や性格を知って、「日本スピッツを飼ってみたい。」と思い始めてくれている方もいるかもしれません。

でも・・・ちょっと待ってください!
飼う前に知っておいてほしいことがあるんです。

それは・・・

“飼うときに気を付けてあげなければいけないこと”“理解すること”

日本スピッツを飼うときの注意点は

  • 暑さが苦手
  • 抜け毛の手入れ
  • 運動をさせてあげる
  • 警戒心が強い

です。

一つずつ説明いたしますね。

日本スピッツは暑さが苦手

日本スピッツの魅力の1つ、フワフワの毛並み。
とても可愛くて気持ちいいのですが、このフワフワの毛並み、熱をなかなか逃がしてくれません。

そのため暑さにはとても弱いんです。

特に気をつけてあげてほしいのが “熱中症”

涼しい環境を整えてあげて、いつでも水が飲めるようにしておいてあげましょう。

家ではクーラーをつけて涼しく快適な環境を作ってあげられますが、暑い中での散歩はそうはいきません。

そこでオススメなのが手作りのクールコートです。

我が家の愛犬もお気に入りで、以前は暑い日の散歩はバテ気味でした。
でもこのクールコートのおかげで、今では軽やかな足取りで家まで帰るんですよ。

日本スピッツの暑さ対策

ジャストサイズを作るのは、正直ちょっと大変です^^;

でも愛犬の体に負担をかけないために、一度ぜひ作ってみてください。

作り方はこちらに詳しく載せています↓↓

【夏の愛犬のお散歩】愛犬の手作りクールベスト!暑さ対策はこれで完璧

抜け毛の手入れ

フワフワな毛並みのもう一つの欠点が抜け毛です。

犬の被毛は “シングルコート” と “ダブルコート” の2種類のタイプがあります。

シングルコートは、トイプードルのような換毛期がない犬。

日本スピッツは換毛期を持つ犬なので、ダブルコートです。

ダブルコートの犬の毛は “オーバーコート” という短くて太い毛と、”アンダーコート” というやわらかい毛の2重構造になっています。

日本スピッツのオーバーコートは、シルクのように細くてしなやかで長く、触ると気持ちよく、また皮膚を保護する役割をもっています。

保湿・保温の役割をもつアンダーコートは、モヘヤのようなやわらかい毛。
そのため毛玉になりやすいんです(^^;

春と秋の生え変わりの時期になると、アンダーコートがごっそり抜け落ちます。

抜け毛をそのままにしておくと、毛のツヤがなくなるうえに皮膚病の原因にも。
そのためこの時期は抜け毛除去と、毛玉もできやすいのでその予防が必要になってきます。

この生え変わりの時期は抜け毛との戦い!

びっくりするくらい毛が抜けます。

抜け毛と予防の手入れについては後述しますので、良かったらこちらをご覧ください^^

運動をさせてあげる

日本スピッツは運動が大好きです。
毎日十分な運動ができる環境を作ってあげましょう。

散歩の目安は1回30分以上、1日2回以上が理想です。

警戒心が強い

日本スピッツの社会科

日本スピッツのように警戒心の強い犬は “子犬の社会化” がとても重要になります。

“子犬の社会化” については日本スピッツのしつけで説明いたしますが、簡単に言いますと・・・いろんな経験をさせ、たくさんの他の犬たちと遊ぶ機会を作ってあげる。

周りの環境に動じない社会性のある子に育てることです。

これを踏まえ、「最後まで飼ってあげられるかな?」と、考えたうえで飼ってあげてほしいのです。

事前に調べず、その場の雰囲気や感情で飼い始めてしまうと、後から苦労してしまうこともあるかもしれません。
悲しいことに実際に、「手に負えない・・・」と里親募集を出す人もいるんだとか>_<

飼うのが難しい。

飼うのが大変。

ということがないように、しっかりと知識を身につけて理解し、よく考えたうえで飼ってあげてほしいと思っています。

日本スピッツを家族として迎えるには?

日本スピッツの子犬

飼い主の心構えもできた!
日本スピッツの知識もバッチリ!

あとはお気に入りの子を見つけてお迎えするだけ。

最終段階に入ったのはいいけれど「一体どこで日本スピッツを見つけたらいいんだろう?」と困っている方もいると思います。

普通なら何件かペットショップに行けば、お気に入りの子を見つけられますよね。

でも日本スピッツはそうはいかないんです…

日本スピッツを迎える方法は

  • ペットショップ
  • ブリーダーさんから
  • 日本スピッツ愛好家さんから

の3通りあります。

ペットショップから

日本スピッツはペットショップでは滅多に出会えません。
実際、店舗に行って日本スピッツを見たことがある人は少ないんじゃないでしょうか。

ペットショップで迎えたい場合、スタッフさんに頼んで日本スピッツを探してもらいましょう。

ただし日本スピッツの知識がない店員さんが多いため、かかりやすい病気など、詳しいアドバイスは望めないこともあります^^;

ブリーダーさんから

日本スピッツの赤ちゃん

日本スピッツのブリーダーさんも実は少ないんです。

探すのは大変かもしれませんが、犬舎が見学でき、相性のいい日本スピッツの子犬を選べる。
というのがブリーダーさんからお迎えするいいところ。

自分に合ったやり方でぜひ見つけてみてくださいね。

ブリーダーさんの見つけ方は3通り。

  1. ネット上で探す
    インターネットで、“日本スピッツブリーダー”と検索するとブリーダーさんの紹介が見つけられます。
  2. 日本スピッツを扱っていないブリーダーに聞いてみる
    日本スピッツを扱っていないブリーダーさんでも、ほかのブリーダーさん情報を持っているので聞いてみましょう。
  3. 動物病院で聞く
    動物病院でも情報を得られることがありますよ。

実は私も、もう一匹の愛犬を動物病院へ連れて行ったときに「日本スピッツのブリーダーが近所に住んでいる」という方に偶然出会い、紹介してもらったんです。

そのブリーダーさんはネットに掲載していない方だったので、本当に奇跡的でした。

愛犬が引き寄せてくれた!

これは運命だ!なんて思っています♡

動物病院に行く機会があったら先生をはじめ、ほかの飼い主さんと積極的に話をしてみるのもいいかもしれませんね。

私のように運命的な出会いができるかもしれませんから^^

穏やかで吠え癖の少ない日本スピッツを見つけるためにも、できるだけ優良なブリーダーさんを見つけましょう。
見学の可否や見学場所、出張先などもブリーダーさんによって異なります。

「いいな!」と思ったブリーダーさんを見つけたら、問い合わせてみてくださいね。

日本スピッツの愛好家さんから譲ってもらう

日本スピッツの赤ちゃん2

愛好家さんの中には、「愛犬の子孫を残したい」などの希望で繁殖している方もいらっしゃいます。

その時たくさん子犬が生まれたときは、譲渡者を募集するんです。

愛好家さんからお迎えするときは、予約が必要な時があったり、飼うときの条件を細かく制限されることもあるので気を付けてくださいね。

でも一番いいところは、”直接迎えに行ける” というところ。

母犬がどんな子なのか会うこともできますし、生まれたときからの成育状況を詳しく教えてもらえるのもメリットですよね。
また飼い方や、お世話の相談にのってもらえたりします。

日本スピッツの平均価格は約20万~25万円ほどです。

でも愛好家さんからお迎えすると、ペットショップやブリーダーよりは少し低めで譲っていただけることもあるみたいですよ。

お家でできる日本スピッツのトリミング

大切な愛犬に長生きしてもらうためには、日々のお手入れが必要不可欠です。

人間でも爪や髪の毛をケアせず、そのままにしておくと大変ですよね。
ケガをしたり、印象がよくなかったりいいことなんてありません。

犬も同じです。

ケガをしないように、させないように爪を切る。
可愛い愛犬をみんなに「かわいい」と思ってもらえるように毛並みを整えてあげる。

ケアするのは大変かもしれませんが、愛犬のために頑張りましょう!

爪切り

犬の爪切り ギロチン

自分の爪は簡単に切れても、自分以外の、しかも犬の爪を切るのは慣れるまで怖いですよね。
だからといって、毎回プロにお願いするのは大変。

でもやり方をしっかり理解してやれば、自宅でもケアが可能です。

爪の切り方は

  • 愛犬の足を手に取る
  • 爪を毛の中から出す
  • 一度で全部切らずに少しずつ切る
  • 深爪にならないか確認しながら、適度な長さに切る
  • ヤスリで整える

です。
少しずつ切って、適度な長さにそろえるのがポイント。

万が一失敗して出血してしまっては大変なので、念のために止血剤も用意しておくといいかもしれませんね。

また犬は、信頼関係がしっかりできてないうちは、触られるだけで怖い思いをしてしまいます。

特に手や足は敏感な部分。

無理やりやってしまうと、爪切りができない子になってしまうので、爪切りは愛犬の体のどこを触っても大丈夫な信頼関係を作くってからにしましょう!

爪切りには “ハサミタイプ” “ギロチンタイプ” の2種類がありますが、”ギロチンタイプ” の方が比較的扱いやすいです。

初めて爪切りをする方や、どちらにしようか迷ったときには、”ギロチンタイプ” の爪切りを選ぶといいと思います。

また爪切りは「よく切れる爪切り」を選ぶのが大事。

切れ味が悪いと、切れるまで何度も爪に触れることになり、そうなると犬が嫌がってしまうこともあります。
安いものは切れ味が悪いことが多いので、あまり安いものは避けることをオススメします。

被毛の手入れとブラッシング

トリミングのブラシとコーム

人目を惹きつける真っ白な毛並みは日本スピッツの魅力のひとつ。
いつもキレイにしておきたいですよね。

日本スピッツの毛はダブルコートといって、太くてしっかりした短い毛で皮膚を保護する役割をもつオーバーコートと、やわらかい毛で保湿・保温の役割をもつアンダーコートの2重構造です。

この下の毛であるアンダーコートが生え替わるので、あまりカットは必要ありません。

ただし換毛気は、ビックリするくらい抜け毛がでてきます。

そこで大事なのがブラッシング。

ピンブラシコームでしっかり仕上げるのがオススメです。

ブラッシングは毛玉予防や毛並みを保つだけではなく、皮膚疾患の予防もある程度してくれます。
換毛期だけでなく、普段からできるだけ毎日してあげましょう。

日本スピッツのシャンプーの仕方

また日本スピッツは、皮脂腺が少なく肌が敏感。
そのため、皮膚疾患を起こしやすいんです。

「皮膚疾患を起こしやすいならシャンプーはこまめにしてあげよう。」
と思った方もいらっしゃると思います。

でも実は、シャンプーの回数が多すぎるのも良くないんです。
シャンプーのしすぎは皮膚の弱い犬には逆効果。

月に1回くらいを目安にして、犬用のシャンプー選びは気を付けてあげてくださいね。

日本スピッツのしつけ

犬を飼うにあたってしつけは重要なことです。

「しつけは飼い主の義務」

実は法律でもしっかり定められているんですよ。

しっかりしつけされている犬は、人間でいう “背筋がピンと伸びている” みたいでかっこいい印象ですよね^^

それにしっかりしつけができていないと、周りに迷惑をかけるだけでなく最悪の場合、相手にケガをさせてしまうかもしれません。

トラブルを起こさないよう、大事な愛犬のためにも、もちろん自分のためにも、しつけはしっかりとしてあげましょう。

・・・といっても初めて犬を飼う人は、キチンとしつけしてあげられるか不安に感じることもあると思います。

そこでここでは日本スピッツのしつけについて説明いたしますね。
もちろん、違う犬種でも当てはまるところもあると思うので、参考にしていただければと思います。

日本スピッツの社会化2
社会化できていれば、ドーベルマンのような大きな犬種ともすぐ仲良しに♡

日本スピッツのように警戒心が強い犬に、特に大事なしつけが “子犬の社会化” です。

前に少しだけ説明いたしましたが “子犬の社会化” とは・・・

知らない人や犬、車や自転車、工事現場の騒音など、いろいろな刺激に慣れさせることです。

  • 犬や人、物音に過激に怖がってしまう
  • 家に人が来ると吠え続けてしまう
  • 知らない人にかみついてしまう

・・・など

こういった問題は、しっかり社会化できていないのが大きな原因だったりします。
生活の中で出会ういろいろな刺激が「安全なものなんだ」ということをしっかりと教えてあげましょう。

しっかりと社会化できる期間はとても短いので、家族としてお迎えしたらすぐにでも取り組むことをオススメします。

しかし「ワクチンが終了するまで散歩させないでくださいね。」と言う獣医さんがほとんど。
そしてそれを忠実に守って、ワクチンが終わるまで外に出さない飼い主さんも多いかと・・・。

でも実はこれが大きな間違いなんです。

散歩させてはいけないのは、感染症を防ぐため。

なので、“散歩させてはいけない” だけで、“外に出しちゃいけない” というわけではないんですね^^;

実は犬がいろんな刺激になれることができる期間が、このワクチン接種が終わっていない生後4週~13週。

一番警戒心が少なく、いろんなものを受け入れやすいんです。

社会化はこの期間が勝負どころ!

リードにつないで散歩させてあげることはできませんが、ドッグシュリングやドッグキャリーに入れて、たくさんの人や犬に会わせてあげましょう。

日本スピッツの社会化3

中でも、犬用リュックに入れてお散歩させると◎

リュックの中から子犬が顔を出している姿を見ると、誰でも笑顔になりますよね。

私たち人間でもそうですが、自分に話しかけたり、見てくれる人が笑顔だと嬉しくなるもの。
子犬も同じで、自分を見つめてくれる人たちが笑顔だと、嬉しくて人間が大好きになるんです。

また子犬にとってリュックの中は、クレート(出入口の扉の部分が格子になっているケース)の中のような安心感があるので、安心して社会化に臨めるようになります。

日本スピッツの社会化4

家の近所だけでなく、ホームセンターなどに買い物に連れて行くのもオススメ。

もっと積極的に社会化の機会を作ってあげたい方は・・・

ホームパーティを開いたり、パピークラスという感染症の管理がされている飼い主や子犬同士での交流に参加するのもいいですよ。

パピークラスはお金がかかったり、参加できる地域にパピークラスを実施している場所が見つからない場合もありますよね。

でもインストラクターの先生から、適切なアドバイスをもらうこともできますし、なにより他の子犬たちと遊んでいる貴重な姿が見られるので、ぜひ一度体験してみてください。

もちろんお散歩ができるようになったら、積極的に他の犬にも会わせてあげましょう。

そしてしつけをするなら、キチンとしつけをして、愛犬にはいい子に育ってほしいですよね。

愛犬をいい子にしつけるにはポイントが3つあるんです

  • ストレスを解消してあげる
  • 睡眠時間をたっぷりとらせてあげる
  • 愛情を注ぎ、信頼関係を構築しよう

です。
順番に説明いたしますね。

ストレス解消をしてあげる

特に日本スピッツは、柴犬などと同じようにストレスに弱い傾向があるので、ストレス解消はとても大事になってきます。

ストレス解消法として3つ挙げられます。

噛むことでストレス解消

日本スピッツと噛むおもちゃ

犬にとって噛むことはストレス解消につながります。

噛むおもちゃをたくさん用意してあげましょう。

でも甘噛みさせてはいけません。
「人の手や足は甘噛みなら噛んでもいい」と覚えてしまっては他の人に迷惑をかけてしまいますよね。

噛んでいいものと悪いものをしっかり分けて、上手にストレスを発散させてあげましょう。

散歩

日本スピッツのお散歩

運動をすることでストレスが発散されます。

散歩だけではなく、ドックランで走らせてあげるのも◎
ボール遊びやドックスポーツをしたりするのもとても喜んでくれますよ。

愛情を注ぐこと

愛情をたっぷり注いであげるのも、ストレス解消になるんです。

でもここで注意してほしいのが “甘やかす” のではなく “甘えさせる” ということ。

甘やかしてしまってはしつけの意味がありません。
悪いことをした時にそれを許してしまう。

目標達成はできなかったけれど、頑張ったからおやつをあげる。
…といったことはしないよう気を付けましょう。

愛犬が撫でて!遊んで!と甘えてきたときは、しっかりとそのアピールに応えてあげてくださいね。

あとはきつく叱らないこと。

生後2,3ヵ月の時期は好奇心が大きくなり出すころです。
この時にきつく叱ってしまうと発達途中の脳の成長がストップしてしまう恐れが。

心がゆがんで問題行動を起こしてしまうこともあるかもしれません。

絆も強くなり、心豊かな子に育ってくれるので、子犬の時期はたっぷり愛情を注いあげてください^^

睡眠時間をたっぷりとらせてあげる

子犬の睡眠(日本スピッツ)

子犬はしつけで教えられたことを、寝ている間に覚えます。

寝ている姿が可愛くて、ついつい手を出してしまいがちですよね。
でも寝ている時になでたり声をかけたりすると、十分な睡眠時間がとれなくなってしまいます。

邪魔をせず、静かに寝かせてあげましょう。

また睡眠をたっぷりとることによって、脳が健全に発達します。

情緒が安定し、問題行動も起こしにくくなるので、触りたい欲求はここでグッ!と我慢して、愛犬の脳の成長を支えてあげましょうね。

愛情を注ぎ、信頼関係を構築しよう

犬と良い関係を築くことは、しつけをする上でとても大事になってきます。

昔は “主従関係” を築くのが優先でしたが、今は “信頼関係” を築くのを優先するという考え方にシフトしているぐらい、この “信頼関係” は上手にしつけをするカギなんです。

確かに主従関係も大事です。

しかし力だけでの支配では、犬はついてきてくれません。

感情のある動物である犬を、武力や命令で制することはできないんです。
人間の子供だって、力任せだけでは反抗してきますよね。

犬も同じ。

反抗的になったり、飼い主のことが嫌になって、吠えたり噛んだりする可能性だってあります。

せっかく家族として迎え入れたのに、嫌われてしまうのは悲しいですよね。

特に日本スピッツのように、古い遺伝子を持っている犬は、一般に警戒心や気質が強いんです。

そのため、犬の鼻口部を持つマズルコントロールや、足の間で犬を背後から抱きかかえるホールドステイは逆効果になることが多いので注意が必要。

ホールドステイやマズルコントロールなどで服従させるやり方ではなく、たくさん愛情を注いで

「この人は自分を大事に思ってくれている。」

と思ってもらえるやり方をとりましょう。

それなら、”褒めるしつけ” をすればいいんだ!

と思ってしまいがちですが、褒めるしつけだけでは本当の意味での信頼関係が築けません。
褒めてばかりいると調子に乗ってしまい、落ち着きがなくなってしまうんです。

ではどうしたらいいのでしょう?

日本スピッツ(森田誠の犬しつけ)

それは・・・

犬が “理解できる方法” で叱り、それ以外は愛情をたくさん注ぐしつけをする。

そうすることで、落ち着いて従順になり、質の高い信頼関係が築けるので、いつでも穏やかでいられるようになるんです。

主従関係は、”信頼関係” を基にして築くのがポイントとなってきます。

また気を付けてほしいのが、“無視をする” ということ。

無視では信頼関係は築けませんし、何より犬の心を傷つけるので使わないでくださいね。

「わかってはいるけど、実際やるとなると難しい。」

としつけに頭を悩ませている方も多いのでは?・・・と思ったので、私が実践しているしつけ法を紹介しますね。

このブログでも何度も取り上げていますが、信頼関係を基にした主従関係を築くのにとても向いているしつけ法です。

それは【森田誠の犬のしつけ法】

このしつけ法を確立した森田誠さんは、「TVチャンピオン2【ダメ犬しつけ王選手権】」で完全優勝されたこともある犬の訓練士さんです。

森田さんのしつけ法の一番の特徴は “一つの法則” というもの。

これは “権威と受け止め” のことで、犬の良くない心理に対して「それはダメ!」という信号を送り、愛犬のすべての心理を人の愛情で受け止めるというやり方。

この “一つの法則” を繰り返していくと、その人の愛情に従いたい心理=従順→安心できる・・・と犬の心理が変化した服従性ができ、落ち着きがでて穏やかな子になります。

このしつけ、実はおやつを使わないんです。

おやつは愛情を注ぐ1つの手立てですが、人間と犬の間におやつなどの物を介さずしつけると、質の高い信頼関係を築くことができるんですよ。

私も日本スピッツの子犬を迎えたので、改めてDVDを見て学び直し、実践しました。

実際にご褒美を与えなくても、お座りやマテ・リーダーウォークなどできるので、ほかの犬飼い主さんに驚かれることもあるんですよ^^

【森田誠の犬のしつけ法】の詳しいレビューはこちらです。

しつけ方の1つの参考として、良かったら見てみてください。

まとめ

日本スピッツの後ろ姿

いかがでしたでしょうか?

少しでも日本スピッツに興味を持ってくれたり、魅力を伝えられていたら嬉しい限りです^^

実は現在、モフモフの犬種が人気を集めています。
そのため日本スピッツも注目され、人気が上がってきているんですよ。

日本スピッツを飼う身としてとても嬉しいことなのですが・・・愛犬を連れて歩いていると、特に年配の方から「キャンキャン吠えて大変じゃない?」と聞かれます。

確かに日本スピッツは昔、【キャンキャン吠えてうるさい犬】というレッテルを貼られていました。

しかしそれは犬が悪いわけではありません。

当時の犬を扱う人たちが、お金儲けなどのために乱繁殖をせず、品種改良を優先にしていたら日本スピッツの質を落とすこともなかったでしょう。

当時の飼い主さんたちが、日本スピッツについてよく知り、理解してあげられていれば、犬たちも悪印象を与えてしまうほど吠えることもなかったはずです。

実際に日本スピッツと暮らしてみると賢くて人懐っこく、キャンキャン吠えることもなく、とても可愛いんです。

  • 日本スピッツについてよく知る
  • 飼う子の性格をよく理解してあげる
  • その子にあったしつけをしてあげる
  • たくさんの愛情を注ぐ

全部をしっかりするのは大変なことですし、もちろん時間もかかります。

しかし、これら全部をキチンとしてあげれば犬も人もみんな笑顔に^^

私は日本スピッツを家族に迎え入れて、癒されながら幸せな毎日を過ごしています。

これから日本スピッツを飼おうと思っているみなさんにも、素敵で幸せな時間を過ごしてほしいと願うばかりです。

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