こんにちは、ぱるかです^^

首都圏での犬の問題行動として一番にあげられる悩みは、無駄吠えです。

無駄吠え・・・というのは人間の側から見て言った言葉。犬からしたら、無駄に吠えてるなんてないんです。

必ず何かを伝えるために吠えているので、『無駄』ではないんです。

今回は犬がなぜその状況で吠えてしまうかということについてUPします。

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つい、人間の側から見たことだけで”無駄吠え”と判断してしまうけれど、犬の気持ちをできるだけ理解し、なぜ吠えているのか、考えて対策してあげましょう。

長い歴史の中で、良く吠えるよう改良された犬たち(犬の特性…例えば、吠えること)と、私たちは一緒に暮らすようになりました。

家庭犬として・・・

犬たちは家庭犬になった途端、開発された能力を持っているのに、家庭犬としてはその能力が邪魔になってしまったのです。

このことを頭の隅にでもいいので置いて、犬が吠えることについて対策を考えると、犬にもストレスがたまりにくい方法を使ってあげられるのではないかと思います。

ドアチャイムに吠える犬

何か心にトラウマを持ってしまった犬でない場合、ドアチャイムに吠えるのは、来客がきたことを飼い主さんに知らせようとしています。・・・つまり「吠えて、知らせる」という仕事をしています。

犬の個体ごとに、その度合いに違いはありますが、すべての犬たちは番犬的要素を持っています。

元々、群れで生活していた犬たちは、怪しいものには敏感に反応し、吠えたりうなったりして警戒音を発します。犬は、敵がきたのかもという不安を抱えながらも健気に「吠えて、知らせる」という仕事をしているんです。

群れ(家族を)守るために!

嬉しい時、何かを要求する時、怖い時、警戒態勢、不安なとき、痛みを感じたとき・・・犬たちは吠え声で表現しています。

犬は環境や育てられ方で吠え方、鳴き方、鳴き声も千変万化します。家庭によって、飼い主さんとの関係によっても違います。

このときに、むやみに叱ったり、しつけ本に書いてある、「無視」する方法は、吠え声の大きさや回数を悪化させることはあっても、改善にはつながりません。まして、いいことをしているのに、「無視」なんかされたら、犬は心を壊します。いじけて、人に壁を作っていきます。

しつけ本などに書いてあったからと決めつけず、犬をよく観察しそれから対処法を考えましょう。

愛犬が来客に吠えて困っている

来客対して吠えるのも、来客者が怪しい人間なのではないかという不安な気持ちからです。警戒心もあります。

玄関に入ってきた来客は立っています。犬は高い位置から見下ろされることでさらに怖さが高まります。その立った姿勢のまま、犬がいるから撫でてあげようなんて安易な気持ちから手を出されると、犬は怖くてさらに吠えます。

犬は人間の大きな手が上からくると、叩かれるのではないかと警戒して、噛むことがあります。

愛犬が後追いで吠える

後追いで吠えるのをやめさせる方法として、「無視」をするというのがあります。この方法も、よくしつけ本に載っていますね…でも、犬の心を壊してしまいます。

犬は賢い生き物です。
家族の生活リズムは理解しています。
犬は飼い主が毎日仕事に出かけることを理解しています。

仕事という概念を理解しているかは不明ですが、朝出ていく時の服装、帰ってきた時の臭い、犬は敏感です。仕事ではなく、遊びに行った(いつもと違う所へ行った)も理解しています。

「無視」なんてする必要ないんです。
「無視」なんてするから、犬は寂しくなり余計に吠えます。

もし吠えないとしても、飼い主さんと愛犬の間の信頼関係は目に見えない部分で壊れ、別の形で問題行動が出てくるかもしれません。

別の言い方をすれば、信頼関係がしっかりできていないから、犬は不安で後追い吠えをするともいえます。信頼関係ができていないうえに「無視」なんかされたら、犬の心が壊れてしまいます。

厳しい規律の中で犬を飼いたいなら、それもありかもしれないですが、私は愛犬に必要以上の我慢をさせたくない、たくさん甘えさせてあげたい、いつも安心して暮らさせてあげたいので「無視」はしたことがありません。

一人(いえ1匹)でお留守番させたときでも、帰ってきたときに「無視」は絶対にしません。

それでも、後追い吠えはしません。

このブログで紹介している『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』を学ぶことで、しっかりとした信頼関係を築けたからだと思います。

帰宅したら「ただいま。いい子にしてた?なでなでしてあげるからおいで…」と無視などせずに、すぐに声をかけてスキンシップしています。

たくさん話しかけてあげます。
「明日はお休みだから、いっぱい遊ぼうね。一緒にお昼寝しようね・・・」など。

犬には「明日」の概念はないと聞いたことがあります。でも、解っています…言葉の意味を理解しています。お休みの日、目を覚ますと嬉しそうに目を輝かせて、「早くお散歩行こう!」という顔をしてます。

しつけ本に載っている「無視」を、愛犬のためだと泣く泣く実践している方もいらっしゃると思います。良かれと思ってやっていることが、逆効果だとしたらそんな悲しいことはないと思うのです。

「無視」より先に信頼関係を築くことを始めたほうが、飼い主さんも愛犬もずっとずっと幸せになれると思います。

「無視」は犬の心を壊し傷つけます。

それより、たっぷりの愛情で受け止めてあげるほうが効果的だと思います。

要求吠え・・・食事を要求、散歩を要求

子犬やまだ年若い犬は、

「お散歩に行こうワン」
「ボール遊びしようワン」
「ごはんちょうだいワン」
「おやつちょうだいワン」

といろいろ要求してきます。

育ち盛りということもありますし、体に必要な運動量を求めてきます。

少し話がそれますが、「食事は必ず人間の後にあげる」とか吠えて要求しているときは、「無視」をして、おとなしくなったら遊んであげるとか書いてあるしつけ本もあります。

それからご飯の量は決まった分量をあげる・・・というのもあります。

ここでも、「無視」が出てきましたが、「無視」は絶対にダメです。

犬には人と同じような感情があるので、無視したら良い結果は得られません。

お散歩に行こうと吠えるのも、運動が足りていないのかもしれません。運動したいという欲求は、犬の三大ニーズのひとつです。成長して行く過程では、心にも体にも充分な運動が必要です。

また、食事の量に関しては、たくさん食べる子もいれば食の細い子もいます。

本に書いてある通りにあげていたら、いつもお腹をすかせている子になってしまうかもしれません。太り過ぎはよくないので、食事量を調整する必要がありますが、そうでないなら食べさせてあげましょう。

そして、人間より後に食べさせないと、人間よりえらくなっちゃう…これも、嘘です。

信頼関係ができているならば、先に食べさせてあげても何も問題ありません。家族が食べる時に、一緒の部屋で一緒に食べる・・・その方が、犬も心が豊かでいられます。

人間の子供だって、「お腹すいたよ…」と言ってきますよね。犬も同じです。

犬が吠えて困る…のまとめ

4つの状況から犬が吠える理由を書きました。
無駄に吠えている訳ではなく、理由があって吠えているんです。

愛犬の吠え声で近所からクレームが来たとか、困っているのであれば、なぜ吠えているのかという理由を探り、対処することが大切なんだと思います。

その対処法の根本に必要なものは、飼い主さんと愛犬の信頼関係です。

信頼関係とスキンシップが足りている子は、こちらの意図をちゃんと理解できます。

●今回のまとめ

なぜ愛犬が吠えているのか、その理由を見極めてしつけをする。
犬は人間と同じ様な感情を持っているので、「無視」を使ったしつけは犬の心を壊す。

すべては愛犬と飼い主さんの間に信頼関係を築くことから始める。



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