こんにちは、ぱるかです^^

現在、日本の犬として代表的な柴犬は海外でも人気を博しています。私も大好きな犬種のひとつです。

飼い主さんや家族に対して忠誠心が高く、我慢強くて賢い、そして素朴で凛々しい姿など魅力をあげたらきりがありません。でも、そんな柴犬なのに、意外としつけの面で大変な思いをされている方が多いのも事実です。

今回は柴犬のしつけがうまくいかない理由をUPします。

柴犬の長所と短所は紙一重

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柴犬は縄文時代から日本人と共に生き、国の天然記念物にも指定されています。古くからの遺伝子をそのまま受け継いでいる犬種です。

日本犬独特の体つきはコンパクトだけどバランスもよく、耳は三角形にピンと立ち、顔つきがかわいらしく、上にくるりと巻き上げる尻尾はとても魅力にあふれています。

素朴で凛々しい雰囲気も魅力です。

気質が世界一強いと言われ、飼い主への忠誠心が非常に高く、我慢強い性格と賢さが特徴です。…そんな魅力が、柴犬が世界でも人気を博している理由です。

でも・・・”忠誠心が高く、飼い主の言いつけを辛抱強く守る犬”そんなイメージで飼い始めたのに、攻撃的になってしまい、手がつけられなくなってしまったという飼い主さんもいるのも事実です。

しっかり信頼関係を築くことができれば、柴犬ほど従順で忠誠心が高い犬種はいないでしょう。反面、柴犬の性格は頑固でプライドが高い部分もあります。

そしてなわばり意識が強く警戒心が強い、番犬気質も持ち合わせています。

それだけに、飼い主さんが制御できないほどの攻撃性が出てしまうと、自分のなわばりに他人や他の犬が入ってくると、かみついたり 吠えたりしてしまうようになるのです。

怖くて防衛本能から攻撃性が出てくる…ということもあります。

長所と短所は紙一重なんていいますが、柴犬も人間と同じで、長所が良い方向へ導き出されるのか短所となってしまうのか…の違いです。頑固で我慢強いから飼い主さんに対して忠実であるし、警戒心が強いから番犬として優秀なんだろうなと思います。

でも短所として引き出してしまうと、上記のような攻撃性が出てしまったり…ということになります。

なぜ柴犬の長所である部分が短所として出てしまうのか?

しつけ法としてある、マズルコントロールやアルファ・ロールオーバーで、しつけを行った結果、攻撃性がひどくなって、飼い主さんにも噛みつくようになってしまった…なんていうケースも珍しくありません。

*マズル
簡単に言えば、口の上側の部分、額と鼻のあいだのへこんでいる部分から鼻先までの部分です。

*マズルコントロール
犬の弱点であるマズルを人間の手でつかむことで人間が上位であることを伝えること。

*アルファ・ロールオーバー
犬を強制的にひっくり返してあおむけにさせます。暴れたら「ダメ」で押さえつけ犬の
最も弱い部分であるお腹、鼠径部を見せることで人に服従心を持たせという方法のこと。

例えば犬のマズルは弱点です。

この弱点をむやみに人間の手の力で征服しようすれば気質の強い柴犬は反発してきます。犬にとっては、このマズルコントロールは飼い主さんからの攻撃と感じてしまい、攻撃から自分を守るために防衛本能が育まれてしまいます。

犬たちは人間と同じような感情を持つ動物です。

人間だって、武力や力で支配されてもそこに信頼関係は生まれてこないと思います。

・・・犬も同じです。

気質が強く、賢く頑固な面を持つ柴犬をはじめとする日本犬は、力でねじ伏せようとしても信頼関係をくことができません。

また最近では、飼い主さんに対しても子犬のうちから攻撃的になってしまう子もいます。

飼い主さんにまで警戒心が強く攻撃的になるのは、母犬や兄弟犬と早い時期に離され、ペットショップに陳列されることも原因の一つです。あまりにも早い時期に親犬から引き離された子犬は、母親や他の兄弟犬と接する時間が短いために犬としての社会性を十分に身につけることができません。

動物研究家のムツゴロウさん(畑正憲氏)は、

ストレス耐性が柴犬とセントバーナードでは全然違って、柴犬をはじめとする日本犬はストレス耐性が低く、トラウマとして抱え込みやすい

言っています。

柴犬はストレス耐性が低い傾向にあるめ、早い時期に母犬や兄弟犬と引き離されてしまうと、それがトラウマになりやすいということです。トラウマを抱えると、特に嫌なことをされると攻撃的になることが多くみられ、飼い主さんに対しても噛みつき攻撃をしてくるようになってしまいます。

数ある犬種の中でも、柴犬がいちばん対人事故(噛みつきなど)を起こす件数が多いという調査結果もあります。

また少し話は違いますが、柴犬の甘噛みもは他の犬種に比べると強いので、子犬のうちから、「どうやってしつけたら?」と悩まれる飼い主さんもいると思います。

プロのドッグトレーナーでさえ、成犬になった柴犬のしつけはできない!?

飼い主さんまで噛むようになってしまうと、しつけ教室でも断られてしまうこともあります…というか、成犬の柴犬をしつけられないドッグトレーナーさんも多いのが現実です。

しつけできないから、引き受けられない…というのが本音ではないでしょうか。

昨日、新たに手に入れた犬のしつけ本には、

「現在、柴犬をはじめとする日本犬には、欧米発祥のしけ方法を見直すべきだという声が上がっています。

日本犬の気質を考慮したしつけ方法があった方が良いと考るドッグトレーナーも増えています」

と書いてありました。

日本犬の気質…欧米で品種改良されてきた多くの犬との大きな違いです。(この気質が魅力のひとつでもあるんですが…)

それだけ他の様々な犬種より、攻撃性を出してしまった柴犬をはじめとする日本犬は、元々頑固な部分も持ち合わせているため、しつけをし直すのが難しい…ということなんだと思います。

先日も、「これまでに5人のドッグトレーナーに個人レッスンをしてもらったけれど、問題行動ばかり起こすようになり、最近では子供の手を噛んでしまった…」というお悩みのメールを送って下さった方がいました。

5人のものプロのドッグトレーナーに個人レッスンを受けているのに、これでは飼い主さんも途方に暮れてしまいます。

どうすれば、柴犬を上手にしつけられるの?

賢く忠誠心の高い柴犬が困ったチャンになってしまう理由は、飼い主さんからの「愛情が足りていない、またはうまく愛情を伝えられていないために、信頼関係が築けず、柴犬自身が飼い主さんに心を開いてくれていない」ということだと思います。

つまり、信頼関係を築く前に「しつけ」を始めてしまっているためにうまくいかないのです。

このブログで紹介している、『森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法』は、何より先に犬に理解できる方法で信頼関係と主従関係を築きます。

信頼関係が築けると、犬は自然と飼い主さんに従順になります。

言葉が悪いかもしれませんが、犬の方から自然と飼い主さんの下の位置についてきます。自然と従う気持ちが育まれるのですから、質の高い主従関係が築けることは言うまでもないことです。

良い方に向けば最高のパートナーとなってくれる柴犬気質ですが、攻撃的になり噛みつきなどひどくなると、直すことは結構大変です。

そうなる前に、しっかりとした信頼関係を築き、そのあと必要なしつけをしてあげればよいと思います。

●今回のまとめ

非常に気質が強いと言われている柴犬をはじめとする日本犬をしつけるには、欧米から入ってきたしつけ方法は向かない。マズルコントロールなどで力で犬を支配しようとしてもしつけに必要な信頼関係は築けない。

犬に理解できる方法で、先に信頼関係を築くことが重要なポイント。

 

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