「ダルメシアンの口が切られる」原因は、ご近所トラブル！？

こんにちは、ぱるかです。

今朝のTV番組（ワイドショー）で、何者かに「ダルメシアンの口が切られる」というニュースを放送していました。

こういう事件、ときどきニュースで流れますが、そのたびに悲しい気持ちと、被害にあってしまった犬たちがかわいそうでたまらないです。

今回は、犬の吠え声とご近所トラブルについてアップします。

ダルメシアンの吠え声がうるさいと3回の苦情文

口を切られたダルメシアンの飼い主さんによると、そのダルメシアンがいる家の玄関などに段ボールに書かれた苦情文が3回貼られていたとのこと。

「夜の1時に犬を鳴かせるな」

「犬が朝うるさい。何度も言わせるな」

「犬が毎日うるさい！！本当に迷惑。何か対策をしろ」

飼い主さんは、

「確かにうるさかもしれないです…刃物使うことが許せないですよね・・・吠えない対策も考えないといけないですけど…」

と答えていました。そして、TV局の取材ではご近所の方も

「吠え出すと絶え間なく吠えているから夜中寝られない」

というようなことを言っている方たちもいました。

ダルメシアンに怪我を負わせた犯人は、もちろん許せません。

TVで見た限り、外飼いだったみたいだし、3回も苦情の警告があったのに、この飼い主さん、なぜこれまで何も対応してこなかったのかな…？と。

…飼い主さんにどんな事情があったのかは解りませんが。

飼い主さんによると、このダルメシアンの五月（さつき）ちゃんは生まれつき耳がよく聞こえないとのこと。

だとしたらなおさら、犬の警戒心が通常より敏感になっているだろうし、怖がりな犬なら怖くて吠えて当たり前です。

…なのに番犬として外につないでいるって
…人間のエゴでしかないと感じます。

この事件で一番の被害者は、何の罪もないダルメシアンです。

犬が吠えるのは、必ず理由があるからです。

そして、犬は本当に賢い動物です。

耳が聞こえないなどハンディキャップがあってもしつけは可能です。

犬の状態も配慮しながらしつけをして暮らさせてあげれば、こんな風にひどいケガを負わされることもなかったのです。

苦情が来たのなら、せめて夜だけでも玄関に入れてあげるとか、対策できたのではないかと思ってしまいます…

それに、襲われ、あんなに怖い思いをさせられ、ケガをさせられた愛犬をまだ外に出したまま…というのが、私には考えられないし、かわいそうでなりません。

今からでもおうちの中に入れてあげてほしいなと思います。

犬の吠え声は、ご近所トラブルの原因

TVのワイドショーでは、この事件の放送後にご近所トラブルについても触れていました。

ご近所トラブルの原因５つ（この番組で400人に緊急調査）

１．騒音
２．あいさつの有無
３．駐車場の使い方
４．たばこ
５．ペット問題

だったそうです。

今回のダルメシアンの事件は、1位と5位の騒音＆ペット問題です。

ドッグトレーナーのところにくる犬の問題行動で一番多いのは、都市部の場合、犬の吠え声です。

・・・まさにこの調査の通り。

犬の吠え癖は一度ついたら、直すことは簡単ではないですが、飼い主さんが根気よくしつけをしなおせば改善していきます。

そもそも、犬は悪気があって吠えているわけではないのです。

何か理由がありその行動になってしまっているのです。

原因をしっかり見極めて環境を改善してあげるだけで、吠えなくなることだってあります。

生き物である以上、責任を持ってしつけをする責務と安心して暮らせる環境を用意してあげる責務が飼い主さんにはあるんじゃないかなって、思います。

何より、人間の言葉を話せない犬たちがかわいそうだから。

早くダルメシアンのケガが治りますように。

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